ギャレス・エドワーズ監督の最新作で渡辺謙が出演する映画「ザ・クリエイター/創造者」が10月20日に公開。この度、ギャレス監督が本作の劇中歌について語る特別映像が公開された。

【動画】ギャレス監督が「ザ・クリエイター/創造者」劇中歌について語る特別映像

■公開後3日で興行収入1億6441万円を記録

本作の舞台となるのは、近未来の世界”ニューアジア”。元特殊部隊の主人公ジョシュア(ジョン・デヴィッドワシントン)は、人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かうが、そこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少女・アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)だった。

公開後、初週末となる20日~22日の3日間の興行収入1億6441万円、動員10万3,003人を突破。動員では3位となったものの、興行収入では1位となった。

■ギャレス監督が劇中歌について語る特別映像が公開

今回解禁されたのは、そんな本作の音楽について、ギャレス監督が語っている特別映像。劇中では、印象的なシーンと共に、ハンス・ジマーが手掛けた楽曲が鳴り響く。

ハンスはこれまで、「ライオン・キング」(2019)や「DUNE/デューン 砂の惑星」(2021)でアカデミー賞を2度獲得。そのほかゴールデングローブ賞3回、グラミー賞5回など数々の受賞経験を持つ。ハンスの起用について、ギャレスは「音楽を絶対頼みたいと思ったのが、ハンス・ジマーだ」と話し、「天才的な創造の瞬間の連続だったよ」「ハンスの音楽には魂を揺さぶられるよ」と、映画を盛り立てる音楽を生み出したハンスの手腕を絶賛。

そして、中でも気に入っているのが、ジョシュアアルフィーのシーンだと言い、ハンスの生み出した音楽が、次第に絆を深めていくふたりの物語をよりドラマチックに盛り立てていると明かす。別のインタビューでも、「彼(ハンス)と一緒に仕事ができたことは、私にとってまさに夢の現実でした。彼らが創作する音楽はこの映画の感情の中心であり、また彼らがこれまで作ってきたどの音楽ともまるで違うものになっています」と語っている。

なお、ギャレス・エドワーズ監督作の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」はディズニープラスで配信中。

「ザ・クリエイター/創造者」の特別映像が公開された/(C)2023 20th Century Studios