奈良県社会人リーグ2部に所属するバンディート生駒は27日、かつてガンバ大阪などでプレーしたブラジル人FWフェルナンジーニョ(42)が選手兼スポーツダイレクター(SD)として加入することを発表した。

フェルナンジーニョは、ブラジルのフィゲイレンセなどでプレーした後、2004年にG大阪へと完全移籍で加入。2005年にはJ1リーグベストイレブンにも選ばれ、G大阪のJ1初優勝にクオ剣した。

2007年に清水エスパルスに期限付き移籍。2008年からは完全移籍となると、シーズン途中に京都サンガF.C.へ期限付き移籍した。

その後、母国のヴァスコ・ダ・ガマへと移籍するも、シーズン途中に大分トリニータに期限付き移籍で加入。2010年にはベガルタ仙台プレーすると、モジミリンでのプレーを経て、2012年にヴァンフォーレ甲府に加入。再びブラジルに戻るも、2014年にはガイナーレ鳥取へと完全移籍した。

2017年には自身がユース時代を過ごしたフェロヴィアリアでプレーするも、2018年に再び鳥取に加入。2020年に現役引退を発表していた。

引退発表から3年、奈良県1部で復帰したフェルナンジーニョは、クラブを通じてコメントしている。

生駒市の皆さん、フェルナンジーニョです。この度、BANDITO生駒と共にこのようなプロジェクトに参加できてとても光栄です。チームと生駒市の皆さんと共に手を取り合いながらプロジェクトに一生懸命取り組みたいと思います」

バンディート生駒は2023年4月から奈良県2部リーグに参入。2028年Jリーグ入りを目指している。