インプレスグループで音楽関連のメディア事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)は、『アコースティック・ギターマガジンVol.98 12月号』を、2023年10月27日に発売します。

表紙巻頭の特集には、アコギの神様とも評されるトミー・エマニュエルが降臨。フィンガーピッキング・ギターの森の中で、ひときわ巨大な大木として君臨するこの男は、時代もジャンルも飛び越えるプレイ、ソングライティング、ライブ・パフォーマンスで世界中の視線を釘付けにしています。そんな彼がコロナを経て、ひさしぶりに日本に訪れました。今回はそのジャパン・ツアー、ワークショップに潜入取材を敢行! そのほか共演経験もある住出勝則×KOYUKIの対談、渡辺香津美のインタビューも実施。機材や奏法、バイオグラフィやディスコグラフィなど、その魅力のすべてをひも解いていきます。


 また、1940年代にオーストラリアで誕生したギター・ブランド、MATON GUITARSの特集も要注目。近年はトミー・エマニュエルに代表されるライブ・アーティストがこぞって絶賛して愛用するなど、現場で使える"ワークホース"なギターとして高い評価を得ています。メイトン・ユーザーを代表して黒田晃年と西山隆行のふたりの実力派ギタリストを招き、主要ラインナップの試奏レビューを行いました。


 第2特集は、1969年に設立された会員制レコードクラブ、URC(アングラ・レコード・クラブ)を深掘り。この伝説のレーベルからは、高田渡、五つの赤い風船、友部正人、加川良、遠藤賢司、中川イサトなど、当時の関西フォーク・シーンで活躍したミュージシャンたちの初期作品が発売されていましたが、このたびソニーからその名盤たちが復刻。あらためて彼らの音源を聴くと、カーターファミリー・ピッキングや3フィンガーやブルーグラス的なフラットピッキング、オープン・チューニングなど、多種多様なアコギ奏法が詰まっていることに気が付きます。彼らの名演をコピーして、アコギ奏法のイロハを学んでいきます。当時を知り、今も現役で歌い続ける友部正人のインタビューも必見。

 

 好評を博している付録の歌本は、「ゼニがなけりゃ」(高田渡)、「私たちの望むものは」(岡林信康)、「教訓1」(加川良)、「一本道」(友部正人)、「プカプカ」(ザ・ディランII)など、URCの銘曲群から全14曲をピックアップ。いずれも約50年前に生まれた楽曲たちなのに、不思議と今の時代にも当てはまるような普遍性のある銘曲ばかり。ぜひアコギを片手に歌い継いでいきましょう。


■書誌情報
書名:アコースティック・ギターマガジン 2023 AUTUMN ISSUE Vol.98 12月号
定価:2,200円(本体2,000円+税)
発売:2023年10月27日
発行:リットーミュージック
商品情報ページ https://www.rittor-music.co.jp/magazine/detail/3123112007/

CONTENTS
◆表紙/Special Program
アコギの神様 トミー・エマニュエル降臨~T.E. IS BACK IN JAPAN.
・インタビュー トミー・エマニュエル
・機材解説 愛器を深掘り!
・対談 住出勝則×KOYUKI
・インタビュー 渡辺香津美
バイオグラフィ&ディスコグラフ
・14名のギタリスト・アンケート
・大阪ワークショップに潜入!
・奏法分析 トミー奏法を覚えよう!

◆Special Program
URCレコード名盤に学ぶアコギ奏法の"いろは"~高田渡、遠藤賢司、中川イサト、加川良、シバたちの名演集~
・インタビュー:友部正人

◆THE INSTRUMENTS
メイトンギターズを弾き倒せ!featuring 黒田晃年&西山隆行

◆INTERVIEW
・竹原ピストル
・ネルス・クラインウィルコ)
・龍藏Ryuzo
・矢後憲太

◆GEAR
・ブリードラブの新機軸"The Organic Pro Collection"×井草聖二
・Tj Lab CMA3×古川昌義の演奏をサポートする高性能イコライザー
・革新のEastman~Bourgeois Guitarsとともに Vol.2 森 恵
・Cole Clark~正真正銘のハイブリッド・ギターが誕生featuring有田純弘

◆SEMINAR 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の"キ"
・Dr.キャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座(第11回)
・沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?(第12回)
井草聖二 フィンガーピッキング・アカデミー(第12回)
・齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命(第5回)

◆BEST SONGS FOR ACOUSTIC GUITAR
トミー・エマニュエルモリー・タトル「White Freight Liner Blues
トミー・エマニュエルOver The Rainbow

◆連載
・高田漣のFolk Days Memories♯11 「中央線の隙間から」
・AGM GUITAR GRAPH 第94回:山木康世(ふきのとう)のギブソンB-25
・買えるアコギの博物館 Blue-Gに行こう! 第9回:ルシアー・メイド・ギターの魅力!
バックナンバー
・インフォメーション
・麻田浩の"ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう" 第4回:ドック・ワトソンからクラレンス・ホワイトへ
DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 第11回:ボディの切り欠きとダブテイルの調整
・だれでも弾ける!松井祐貴式ハイテク・ソロ・ギター 第2回「家族になろうよ」
・ニュー・ギア・サウンド・チェック

◆付録歌本AGM SONG BOOK Vol.12
復刻!URCレコード名曲集(全14曲)
「ゼニがなけりゃ」高田渡
「サルビアの花」早川義夫
「私たちの望むものは」岡林信康
「雨あがりのビル街」(僕は待ちすぎてとても疲れてしまった)遠藤賢司
「教訓1」加川良
一本道」友部正人
「遠い世界に」五つの赤い風船
サーカスにはピエロが」ザ・ディランII
「時にまかせて」金延幸子
「鉱夫の祈り」高田渡
「あなたもスターになれる」三上寛
「プカプカ」(みなみの不演不唱)ザ・ディランII
「悩み多き者よ」斉藤哲夫
「その気になれば」中川イサト


株式会社リットーミュージックhttps://www.rittor-music.co.jp/
『ギター・マガジン』『サウンド&レコーディングマガジン』等の楽器演奏や音楽制作を行うプレイヤー&クリエイター向け専門雑誌、楽器教則本等の出版に加え、電子出版、映像・音源の配信等、音楽関連のメディア&コンテンツ事業を展開しています。新しく誕生した多目的スペース「御茶ノ水RITTOR BASE」の運営のほか、国内最大級の楽器マーケットプレイス『デジマート』やエンタメ情報サイト『耳マン』、Tシャツのオンデマンド販売サイト『T-OD』等のWebサービスも人気です。

インプレスグループ】https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。


以上

【本件に関するお問合せ先】
株式会社リットーミュージック 広報担当
E-mail: pr@rittor-music.co.jp

配信元企業:株式会社インプレスホールディングス

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