2022年11月にデビューしたアイドルグループ「SHIROMIZAKANA」のメンバー・神楽らんが、10月8日に埼玉・しらこばと水上公園で開催された「アイコンプール大撮影会 Supported by アサ芸 Secret!」に参加。撮影会終了後に行ったインタビューでは、水着選びのポイントやSNSとの付き合い方、自分にとっての“推し”と壮大な野望について語ってもらった。

【写真】レアなツインテール×体操服…神楽らんのラブリーなショット

■「最後のほうは寒さとの闘いでした」

――今日の撮影会はいかがでしたか?

寒かったです(笑)。最初は耐えられたんですけど、夕方になるにつれてどんどん気温が下がっていって。最後のほうは寒さとの闘いでした。

――撮影中は結構カメラマンさんとしゃべっていましたね。

やっぱりコミュニケーションが大事だなと。人見知りなんですけど、ビラ配りとか大勢の人の前に出るのは得意。1対1は苦手です(笑)。

――全部で3部ありましたけど、いろいろなパターンの水着を着ていましたね?

1着目はバニーガール。10月はハロウィーンがあるということで、コスプレチックでちょっとエッチバニーガールにしてみました。

2着目は黒い水着でおしゃれな感じに。私服でもモノトーンにシルバーかゴールドという組み合わせが多いんです。自分の私服のイメージに近い水着でした。

最後に着たのは自分らしくないというか、全くイメージにないような体操服。私は童顔ではないし、いつも実際の年齢よりも年上に見られるんです。だからあえてロリっぽくツインテールにして胸元が開いている体操服を選びました。

――ポージングで意識していることはありますか?

たぶん、ファンの方は撮った写真をSNSに上げてくれると思うので、それにふさわしい画像っていうことを考えたらちょっとかわいくてそんなに過激じゃないポーズがいいのかなと。でも、事務所のカメラマンさんに撮ってもらう時は自分のSNSに載せるのでちょっと過激なポーズを取るようにしています。

――SNSで発信する時はどんなことを心掛けていますか?

まだまだ勉強中なんですけど、インスタでは好きな洋服や自分の顔、おしゃれなカフェに行った時の写真などを上げています。X(※旧Twitter)はどちらかというと下品な感じのほうがウケるような気がして。ただ、やり過ぎてもいけないので、そのバランスが難しいです。

■“推し”は自分「全部かわいい(笑)」

――いつもファンの方から推されている立場の神楽さんにとっての“推し”は何ですか?

推しは…自分?(笑) 自分のことがめっちゃ好きなんです。

――ご自分のどこが好きですか?

全部かわいい(笑)。自己肯定感が高い時と低い時の差が激しいんですけど、結局そういうところも含めてかわいいと思っています。

パフォーマンスというか存在として推しているのはBLACKPINKのJENNIE(ジェニー)ちゃん。表情がすごくいいなって。結構セクシーな服を着るけど、それでも上品に見えるところが好きです。あっ、それとお母さんも推し(笑)。

――神楽さんにとって人生の転機だったなと思う“運命の出会い”は?

中学生の頃、学校に行っていなくて。その時にダンスの練習を始めたら、ある人からファッションショーに出演してみないかって声を掛けられたんです。その頃は自己肯定感が低過ぎたんですけど「あれ、もしかして私はかわいいの? かわいいから誘われたのかな?」っていう、うぬぼれからダンス留学で韓国に行こうかなって。K-POPが好きということもあってダンスをやってみたいと思ったんです。

結果的にダンス留学できることになったけどコロナが流行して韓国行きは中止に。それで今は地下アイドルをやっています。でも、K-POPと私をファッションショーに誘ってくれた人の影響は大きい。あれは運命の出会いだったのかなと思います。

――最後に今後の目標をお願いします。

グループとしてはZepp Nagoyaを満員にしたい。名古屋を拠店に活動しているので、この夢はかなえたいですね。それとテレビに出られたらうれしい(笑)。

個人的な目標としては唯一無二のアイドルになりたい! ナンバーワンのアイドルになりたいからXのアカウントを「No1dol」にしているんです。

でも、これは「ノーアイドル」にも見えるんですよ。アイドルっぽくないこともたくさんしますけど、それも踏まえて自分らしいアイドル像を作り上げたい。そして“アイドル=神楽らん”になれたらいいなと。もうとにかく日本で一番目立ちたいし、世界中の人に私のことを知ってもらいたい。最終的には歴史の教科書に載りたいです(笑)。

◆取材・文=小池貴之

SHIROMIZAKANA・神楽らんにインタビューを行った/※ザテレビジョン撮影