オンラインピル診療サービス『mederi Pill(メデリピル)』を展開するmederi株式会社(東京都目黒区、代表取締役:坂梨 亜里咲 以下、当社)は、2023年10月5日(木)、競泳元日本代表・伊藤華英さんをゲストにお招きし、mederiスポーツアンバサダーに参画する6チームへ向けた第3回セミナー「女性アスリートが考える生理/PMSに関する課題」を実施しました。また10月24日に、同セミナーのアーカイブ動画を当社公式YouTubeに限定公開したことをお知らせします。

  • 10月19日の国際生理の日に向けてセミナーを実施

「National Period Day(生理の日)」は、2019年10月19日にアメリカで制定された、多くの人々に「生理」に関わる問題に気づきを与えるための記念日です。変化を生み出すために、過去にはこの日にアメリカ全土で大規模なデモが行なわれたり、世界各地で生理や女性特有の健康課題に関して考えるキャンペーンが実施されています。この日をきっかけに、日本国内でも、長い間タブー視されてきた「生理」についてもっとオープンに語ろう」という動きが広がってきています。

今回のセミナーでは、10月19日「国際生理の日」の月間として、改めて女性アスリートの皆さんと一緒に、スポーツと生理/PMSについて考える機会になればという想いもこめて、実施されました。

  • セミナー概要 / レポート

・日時:2023年10月5日(木)19:00-20:00

・開催方法:zoomウェビナー

・テーマ:「女性アスリートが考える生理/PMSに関する課題」

・参加対象:mederiスポーツアンバサダーに加入している6チームに所属する女性アスリート

・mederiスポーツアンバサダー参加チーム名(順不同):東京ヴェルディ 女子ホッケーチーム、FCふじざくら山梨、KYOTO TANGO QUEENS法政大学体育会水泳部、中京大学体育会水泳部、至学館大学水泳部

・セミナーレポート記事:https://note.com/mederi/n/n91d0f38d7b88

・YouTube:https://youtu.be/rQk-P8F1VFI?si=4pJnkbzWqCiH5QY5

  • セミナー登壇者

スポーツコメンテーター/元水泳選手 伊藤華英 氏

べビースイミングから、水泳を始め、15歳で日本選手権に初出場。女子背泳ぎ選手として注目される。2008年日本選手権女子100m背泳ぎで日本記録を樹立。初めてオリンピック代表選手となる。その後、怪我により、背泳ぎから自由形に転向。自由形の日本代表選手として、世界選手権・アジア大会で数々のメダルを獲得。2012年ロンドンオリンピック自由形の代表選手となる。2012年10月の国体を最後に現役引退。
引退後はピラティスの資格取得とともに、水泳とピラティスの素晴らしさを多くの人に伝えたいとマットピラティスコーチとしても活動中。また順天堂大学大学院にて博士号を取得。理論とアスリートとしての経験の両面から、働く人の心と身体の健康を守るメンタルタフネスやモチベーションマネジメントのテーマで講演し、好評を博している。最近では、【スポーツを止めるな】の1252プロジェクトリーダーとしてスポーツ×生理について学生アスリート、指導者の方に向けて講義なども行っている。

mederi株式会社 代表取締役 坂梨亜里咲(モデレーター)

明治大学卒業後、ECコンサルティング会社を経て、女性向けwebメディアのディレクター、COO、代表取締役を経験。自らの4年に渡る不妊治療経験からmederi株式会社を設立。オンラインピル診療サービス「mederi Pill」、妊活サポートプロダクト「mederi Baby」を展開する。

  • アジェンダ

・現役時代を振り返って

・スポーツ時の生理/PMSに関する課題について

・目標達成に向けたメンタルコントロール

・女性特有のヘルスケアに関して、引退後に気づいたこと

・質疑応答

  • セミナーレポート

セミナーでは、ゲストの伊藤華英さんの活動年表をみながら、「キャリア」「メンタル」「生理/PMSの課題」の3軸を中心に振り返りお話をお伺いしました。伊藤さんが水泳選手のキャリアにおいて最初に「生理の課題」にぶつかったのは、初めて出場した2008年の北京オリンピック。これまでの水泳人生で1番とも言える大舞台と、生理が重なってしまいました。大切な日に向けて準備をする中で、自分にあった対処法を見つけられなかったことや、実際に生理が重なってしまった不安を経験し、生理による体調やメンタルの変化を日頃からご自身でコントロールすることの必要性を感じたそうです。
mederiスポーツアンバサダーの参加チームへ事前に行ったアンケート結果によると、生理/PMSのトラブルをコーチに相談している人は約32%。反対に、相談しない人が6割以上と大多数を占めています。生理における身体的な負担やメンタルのゆらぎが、スポーツ時のパフォーマンスに少なからず影響を与えることは多くの方が認識していると思いますが、「(現役時代は)対処法がわからなかった」という伊藤さんのお話からも、コーチに限らず相談できる大人がいたり、婦人科など体について専門家に相談できる場や、正しい知識にアクセスできる環境をつくることが大切だと考えられます。また、モチベーション低下や不安・緊張の原因が「PMS」なのか、他のことなのか区別がつきにくいこともあり、適切な対策をするためにも、まずはご自身で生理周期を把握することの必要性を改めて伝えていただきました。
その他にも、引退後に気づいた女性特有の健康課題や大切なことについてもお話いただくなど、学びの多い60分となりました。

セミナー後には、

・知ってるようで知らなかったピルのことや体調のことを学べました。分かりやすくてためになりました
・実際に高いレベルで戦ってきた選手から聞く話は、自分の悩みと近いものがあり、すごく参考になりました
・今後に活かしていきたい

などの感想があり、元オリンピック選手の実体験に基づく、生理/PMSなどの健康課題に対する考えに触れることができた貴重な学習機会になったと考えます。

  • スポーツアンバサダーの取り組みについて

mederiスポーツアンバサダーは、あらゆるジャンルのスポーツに取り組む女性アスリートを対象に、生理/PMSをはじめとした女性の健康課題を年間サポートすべく、一般公募で参画チームを募集するかたちでスタートしました。社会課題でもある女性の生理/PMSに関する悩みを多くの方に知っていただくとともに、環境に左右されずに安心して活動に取り組むことのできる機会提供を目指します。

mederiスポーツアンバサダーに採用された女子スポーツチームには、2023年から約1年間、3つの特典を提供いたします。選手への個別オンラインピル処方、産婦人科医による健康相談サポートのほか、年4回実施予定の健康セミナーなど、選手・指導者双方がご参加いただけるプログラムを無償でご利用いただけます。

mederi Pill(メデリピル)について

メデリピルは、いつでもスマホから簡単に受診できる、「誠実」と「続けやすい」を大事にしたオンラインピル診療サービスです。初月ピル代無料、診療代はずっと無料。国内最安クラスで提供しています。

※mederi Pillは医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです

※診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療であり、医療機関に所属する医師が行います

https://mederi.jp/

【会社概要】

より女性が生きやすく暮らしやすく、働きやすい社会にむけて。

すべての女性が自分の体のことをきちんと知り、大切に、愛でられるように。安心、安全を追い求めながら、心と体のバランスを整えるためのサービスを提供するフェムテックカンパニーです。

会社名:mederi株式会社

代表者:代表取締役 坂梨 亜里咲

所在地:東京都目黒区大橋2-22-6 唐木ビル5F

設立日:2019年8月1日

URL:https://mederi.jp/


mederi株式会社 広報 :https://mederi.tayori.com/f/corporate

配信元企業:mederi株式会社

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