【明治安田生命J1リーグ第31節】
2023年10月28日(土)
14:00キックオフ
アビスパ福岡(8位/45pt) vs 横浜F・マリノス(2位/57pt)
[ベスト電器スタジアム]

◆決勝前の大事な試合【アビスパ福岡】

クラブ初となるメジャータイトルまであと1つ、YBCルヴァンカップのファイナリストとなった福岡。前節はアウェイでの川崎フロンターレ戦で4-2と敗戦を喫し、5試合ぶりの黒星となった。

天皇杯の準決勝と同じ相手に同じスコアで敗れた福岡。ただ、積み上げてきたものは揺るぐことはない。

横浜FMは優勝を争う相手。さらに、近年の対戦成績は1勝4敗と苦手とする相手だが、自分たちの姿勢を貫いていくことになるだろう。

カップ戦決勝を前にしたゲーム。そこに向けて勢いをつけるためにも勝利が欲しいところだが、何よりも自分たちのアグレッシブさを失わずに立ち向かえるかを試したいところだ。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:村上昌謙
DF:ドウグラス・グローリ、奈良竜樹、宮大樹
MF:前嶋洋太、井手口陽介、前寛之、小田逸稀
MF:紺野和也、金森健志
FW:山岸祐也
監督:長谷部茂利

◆追い打ちをかける離脱者…【横浜F・マリノス】

ミッドウィークにはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦い、カヤFC イロイロに勝利した横浜FM。連戦に備えてターノーバーもしながら臨んだ試合だが、ケガ人が続出している最終ラインにまたもケガ人が出てしまった。

左サイドバックのDF永戸勝也が前半途中に自ら交代を要求。自力で歩いてはいたが、プレー不可能な状態となったため、しばらくの離脱は避けられないだろう。また1人いなくなってしまった。

最終ラインのスクランブル体制は続き、左サイドバックは吉尾海夏の一択。CBは引き続き喜田拓也で穴を埋めることになるだろう。連覇に向けて苦しい台所事情だが、そんなことは言い訳にできない。

神戸との勝ち点差は「4」。直接対決を落としたことが重くのしかかっている状況だが、自分たちが勝ち続けない限り優勝はあり得ない状況。チームの心は1つだ。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:一森純
DF:松原健、喜田拓也、エドゥアルド、吉尾海夏
MF:山根陸、西村拓真、渡辺皓太
FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮
監督:ケヴィン・マスカット