チェルシーマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、プレミアリーグの日程に不満を漏らした。イギリスデイリー・メール』が伝えている。

今シーズンから就任したポチェッティーノ監督の下、プレミアリーグ開幕からしばらくは結果が出ず苦しい時期が続いていたが、徐々に復調の兆しを見せているチェルシー。現在は3試合負けなしであり、先週末のプレミアリーグではアーセナル相手に互角以上の戦いをくり広げた。

ピッチ内でのトラブルは解消しつつあるチェルシーだが、今度はピッチ外でトラブルが発生。元々12月23日に敵地で予定されていたプレミアリーグ第18節のウォルバーハンプトン戦が、クリスマスイブの24日に変更されたのだ。

これに対して、チェルシーファングループは「まったく容認できない」と猛反発。ただでさえ多くの人が行き交う24日は交通機関も休日ダイヤとなり、アウェイ遠征が困難になることが懸念されている。

ポチェッティーノ監督もまた、この決定には不満を抱いているようだ。12月23日が結婚記念日だと明かした指揮官は、2日続く大切な日に家族との時間を過ごせないと嘆いている。

「我々のサポーターはこの決定に満足していない? 私もだ。23日は妻との結婚記念日なのに、ウォルバーハンプトンへ行かなければならない。23日の夜を家で過ごせないことは不満だ。だからといって、妻に対してウルヴァーハンプトンまで来るよう説得するつもりはない」

「そしてアルゼンチン国民にとって、24日は本当に重要な夜なんだ。試合後は時間通りに帰宅して、お祝いしたいと思っている。 我々のファンは満足していないとのことだが、私も同じ気持ちだ」

「とはいえ、日程の変更は簡単ではなく、難しいだろう。我々は自分たちがイギリスにいる事実を受け入れなければならない。私も、自分を適応させる必要がある。たとえ満足していなくても、最高のレベルになれるよう最善を尽くし、変えることのできない状況を受け入れなければならない」