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70歳の住職が、孫の友人でもある女児に対し性的暴行に及んだか。女児の母親が語る経緯、住職の兄のコメントを『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。

 

■住職と女児の出会い

タイ・ウドーターニー県にある寺院の住職(70)について、「小児性愛者だ」と糾弾する声があがっている。

被害を受けたとされる女の子(11)の母親はメディアの取材に応じ、娘と住職のそもそもの接点について「住職の孫を通して会ったんです」と話す。また「娘は複数の友人から、会いに行ったら住職がお金をくれるんだよなどと聞かされていた」と説明した。

 

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■始まった性的暴行

女の子が友人たちに言われた通り住職に会いに行ったところ、すぐに手を出しサディスティックな行為に及んだとのこと。女性器や胸を噛むといった行為を楽しんだ住職は、女の子に100バーツ(約413円)を与えてから解放したのだという。

母親はさらに「娘はしばらくは(被害について何も)打ち明けてくれませんでした」「住職の孫に『バラしたら殺す』と脅されていたからです」とコメントしている。

また女の子は4月から9月2日まで住職に何度も会っていたというが、その理由については「友達に無理強いされたせい」などと話しているという。

 

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■住職の兄は「証拠が必要」

住職の兄は、警察に対し「弟は無実。そう確信しています」「弟はよその家に行っていますよ、宗教的儀式に参加するためです」と弁明。「女の子の話が事実だと証明するためにも、まずはDNA鑑定を行ってほしい」と強く求めた。

兄によると住職には妻と4人の子がいたのだというが、住職がアルコール依存症を患ったため、妻の提案で離婚に踏み切ったのだという。

また住職本人は、「女の子を襲った事実はない」と語っていたとのこと。当局も詳しい事情を聞こうと寺院に行ったが住職が姿を消していたため、一部メディアは「逃走した」と報じた。当局は慎重に調べを進めており、「科学的証拠が出るのを待っているところ」と話している。

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