猫

イギリスで「生きている猫のなかで世界一大きな鳴き声」の記録が破られ、新たに14歳の猫がギネス世界記録に認定された。『UPI』や『Independent』が伝えている。

 

■測定にプロが立ち会い

イギリス・カムブリッジシャー州ハンティンドンに住むニコール・スピンクさんの飼い猫であるベラ(14)は、音響エンジニアの立会のもと、ギネス世界記録審査員によって鳴き声が測定された。

耳をつんざくような鳴き声が54.59デシベルと測定され、「生きている猫のなかで世界一大きな鳴き声」のギネス世界記録を更新した。

ギネス・ワールド・レコーズは記録の目安を50デシベルに設定したが、ベラはそれを軽々とクリアしたという。

 

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■テレビの音を遮る大声

スピンクさんは「彼女は1日中鳴いています! 周りに食べ物があったり、抱っこされたりすると、いつも鳴くんです」とベラの普段の生活を語る。

「テレビを見ている時も、彼女は大声で鳴いています」「亡くなった夫は、夕方になると彼女の鳴き声がテレビの音を遮ってしまうことに、いつも文句を言ってました」と思い出話を披露した。

 

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■過去記録には及ばず

ベラの54.59デシベルの鳴き声は、現在生きている猫として十分な記録だ。しかし同じく飼い猫による史上最も大きな鳴き声には、67.8デシベルという記録が存在している。

この記録は、2011年にイギリスのノーザンプトンで、ルシンダ・ルース・アダムスさんが飼っていたスモーキーの発した鳴き声によるもの。さらに5年後の2016年にイギリスのデヴォンで、トレイシー・ウエストウッドさんが飼っていたマーリンが「同等の鳴き声」として認定された。

スモーキーマーリンはその後に亡くなったが、「飼い猫による最も大きな鳴き声の記録」の共同保持者として記録されている。

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■ギネス認定「猫の鳴き声の大きさ世界一」

猫の大きな鳴き声ギネス記録が更新 「テレビの音を遮り耳をつんざく」と飼い主