ユベントスは28日、セリエA第10節でヴェローナをホームに迎え、1-0で勝利した。

前節10人となったミランに競り勝った3位ユベントス(勝ち点20)は、ヴラホビッチが先発、ケアンと2トップを形成した。

16位ヴェローナ(勝ち点8)に対し、立ち上がりから押し込むと13分に先制しかける。しかし、ミドルシュートを蹴り込んだケアンにわずかにオフサイドがあり、VARの末ゴールは取り消された。

その後も押し込むユベントスは36分にヴラホビッチがヘディングシュートでゴールに迫るも、ハーフタイムにかけては好機を作れず。逆に前半追加タイムにはボナッツォーリのボレーでひやりとさせられたが、GKシュチェスニーが凌ぎ、0-0で前半を終えた。

迎えた後半、開始4分にラビオのミドルシュートでゴールに迫ったユベントスは、53分に先制しかける。右サイドからのマッケニーのクロスをケアンがヘッドで押し込んだ。しかしまたもやVARに阻まれ、ケアンにファウルがあったとしてノーゴールに。

攻勢のユベントスは64分、代わって入ったキエーザがカットインシュートでGKを強襲すると、69分には決定機。ロカテッリの絶妙なスルーパスからボックス右ポケットのマッケニーがマイナスに折り返し、キエーザがシュート。だが、ゴール前のDFにカットされた。

終盤にかけても攻勢を続けたユベントスは追加タイムにミリクのバックヘッドからユルドゥズに決定機が訪れるも、シュートは枠を捉えきれず。

このまま痛恨のゴールレスドローに終わるかと思われたが、ラストプレーで劇的弾。ガッティの右クロスをミリクがヘッドで合わせたシュートはポストに直撃するも、ルーズボールをカンビアーゾが押し込んだ。

カンビアーゾの移籍後初ゴールが決勝点となりユベントスが劇的勝利。インテルミランをかわして暫定首位に浮上している。