お笑いコンビ・EXITが、10月26日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。東京・渋谷のハロウィンについて、「フェスみたいに渋谷の入口にゲートを作って、入場料を払う制度」など、お金を徴収することで治安を良くする方向性を提案した。

番組はこの日、迷惑行為が問題視されている“渋谷のハロウィン”について、イベントのあり方や未来を議論。

番組MCを務めるEXITのりんたろー。(37歳)は「かつては渋谷も街をあげてハロウィンを盛り上げていたから、今年の自粛要請を『手のひら返しするな』と言う人もいるけど、これはアップデートだと思う。スタンスは状況によって変化するもの」とコメントした。

相方の兼近大樹(32歳)も「渋谷区の本音は、ハロウィンの日にたくさんの人に来てもらって、街にお金を落として欲しいのだと推測する。ところが近年は外でお酒を飲んで暴れたいだけの人や、この日だけは“主役”になれるから目立とうと騒ぐ人など、街にお金を払わない層が増えた。街にとってもマイナスなイメージとなっているし、今は来て欲しくない気持ちは分かる」と話した。

ほかの出演者からも「渋谷に集まることは“ダサい”と周知するしかない」「『渋谷に行けば何か起きる』と思っている人たちが集まっているので、別の街に分散させることは難しい」などの意見が上がると、りんたろー。は「フェスみたいに渋谷の入口にゲートを作って、入場料を払う制度は?」と提案。続けて「渋谷には火をつけてしまった責任もある。ただそれを消すのではなく、マネタイズに繋げてみるのは? 結果的に人が来なかったとしても、暴れている人は集まらなくなる」と持論を展開した。

兼近も「健全にハロウィンを楽しみたい人を渋谷に残せる方法があればいい。それには、お金を徴収するしかないのかも。入場料が必要な公園は綺麗で治安が良いですからね」と話した。