ビジネス社は、新刊『最前線からの箱根駅伝論 監督就任20年の集大成』を、11月4日(土)に発売する。

本書は、“駅伝の最前線”で指導者として活躍する、青山学院大学駅伝チームの原晋監督が、「駅伝の本質的な在り方」について鋭く切り込んでいく一冊だ。

陸上界の「闇」

原監督は、「日本の陸上はもっと強くなれる。そして、駅伝ももっと面白くなれる」としつつ、一方でクリアすべき「山」があり、それを阻む「闇」があるとしている。

それが、箱根駅伝における「関東学連の闇」、陸上長距離における「日本陸連の闇」。

闇とは何か。原監督が関東学連の闇の一例として挙げるのが、予選会までわずか1年3か月というタイミングで決まった「箱根駅伝の1回限りの全国化」だ。

密室談合

これまで一度も箱根駅伝に参加したことのないチームが、この短期間でどんな準備ができるのでしょうか。

そして、予選会の2カ月前に突如決定された「関東学生連合チームの廃止」。

これらは加盟団体である各大学に対して、何の議論もなく決められた。

本来各大学も意見を言う権利があるはずだが、密室談合のようなやり方で進められ、現場の意見は反映されない。

こういった「闇」について、原監督はツイッター(X)で再三伝えてきたが、本書で初めて深く掘り下げ、自身の考えを表明している。

公式note先行公開 「関東学連の闇」:https://note.com/businesssha/n/n2909e2f2fe5f

青学原晋監督が「駅伝の本質」を徹底解説! 『最前線からの箱根駅伝論』11/4発売 「関東学連の闇」パートを先行公開!!