レアル・マドリーの下部組織で育成されてきた中井卓大。
カスティージャからラージョ・マハダオンダ(スペイン3部)にレンタルされた彼は10月24日で20歳になった。
その中井や久保建英を長年指導してきた中西哲生さんが、PIVOTのYouTubeチャンネルで木崎伸也さんらと語り合った。
木崎さんは中井を実際に見た時に衝撃を受けたそうで、2人はこんな話もしている。
木崎:(中井のことを)サイボーグだと思いましたね、動きが。精密すぎて。ちょっと驚きましたね。
中西:中井選手は子供の頃からずっとレアルにいて、今回レンタル移籍に出てますけど。実際にどういうプレーをしてるかは子供の頃の映像しか残ってないんですよ。
本当にどういうプレーをしているかを実際に見た方は少なくて。今年の夏に帰ってきた時にたまたま(木崎さんが)来て下さって、プレーを見て驚いてましたもん。
木崎:シュートとかすっごいですね。バルベルデとか、ああいうシュートをボンボン右左で打つんですよ。
中西:シュートは(レアルの)トップチームで練習しているときも、かなり監督からもチームメイトからも褒められているっていわれてたんで。
しかも、左右差がないんですよね。でも、中学3年生で初めて会った時は左足は全然蹴れなかったんですよ。でも、いまや左のほうがいいボールが行くくらい、左で良いシュート打ちますし。右もパンチ力ありますし。
中西:中井選手って中盤の選手ってイメージがみんなあると思うんですけど、中盤のどんな選手?みたいな。
まず、サイズがあるので。182cmあって、アジリティもありますし。あと、左右とも足がスパンスパンって出せるので、守備も結構いいんですよ。
だから、あとは試合にしっかり出て、活躍して色んな経験を積んでいけば、代表で活躍できる資質はあるなぁと僕は思ってますけど。
ボールを運ぶのが上手なんですよ、もともとドリブラーなので。
ドリブラーなんですけど、昔は突破のドリブルであるレガテっていうのが得意だったんですけど、いまはコンドゥクシオンっていわれてる運ぶドリブルが結構上手で。
運びながらいろんな形で持ち替えながら…あとターンも上手なので、右左苦がなくターンするので」
レアルのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデは強烈なシュートを持っているが、中井も彼に匹敵しうるほどの一発を持っているとか。
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また、木崎さんは、中井がJリーグにいたら、アーリング・ハーランドのようなセンターフォワードをやらされていたかもしれないとも話していた。
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