今夜30日22時からの『クレイジージャーニー』(TBS系)では、元TBS中東特派員・須賀川拓が紛争中のイスラエルからリポートする緊急企画を放送する。

【写真】イスラエルの現状とは――元TBS中東特派員・須賀川拓がリポート

 本番組は、独自の研究課題や探求心で日本から世界まで旅する探検家(=クレイジージャーニー)がスタジオに登場し、貴重な体験をMCの松本人志設楽統小池栄子に語る伝聞型紀行バラエティ。「自分じゃ絶対行けない! だけど見てみたい!」、そんな神秘、危険、タブーなエリアにも潜入し、未知の世界をリアルな映像でお届けする。

 今夜22時からの放送は元TBS中東特派員・須賀川拓が登場。本来はスタジオ出演するはずだったが、今月7日にパレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム主義組織ハマスが突如イスラエルを襲撃し紛争が始まったことで、今回は紛争中のイスラエルから中継で出演。いつロケット弾や迎撃ミサイルが飛んできてもおかしくない緊迫した状況でイスラエルの実態をリポートする。

 須賀川は紛争が起きる前、史上最悪ともいわれる過激派組織“イスラム国”を取材していた。“イスラム国”とは2010年代シリアイラクを中心に勢力を拡大したイスラム過激派組織であり、自らが信じる理想のイスラム国家を作るためなら殺人やテロ行為も厭わない危険な集団である。

 そんな“イスラム国”だが、須賀川はここ数年どのメディアも入れていないという、“イスラム国”がかつて“首都”と称したシリアの都市・ラッカに潜入。“イスラム国”から奪還され戦闘が終わってから6年、街の様子や市民の生活は一体?

 次の取材場所は須賀川が「この旅で最も危険で最も難しい」という“アルホールキャンプ”。“イスラム国戦闘員”の夫が逮捕、殺害され、行く当てがなくなった妻や子どもが収容されている難民キャンプに日本のメディアが初潜入する。“イスラム国”の思想が強く残る難民たちは外国人である須賀川を警戒している様子で取材は難航…。さらに思想教育をされた子どもたちから「お前の首を切り落とす」と衝撃の言葉が…。今実際に起きているイスラエルの紛争、イスラム過激派組織の壮絶な実態とは。

 元TBS中東特派員・須賀川拓が出演する『クレイジージャーニー』は、TBS系にて30日22時より放送。

10月30日放送の『クレイジージャーニー』より (C)TBS