パリ・サンジェルマンPSG)を率いるルイス・エンリケ監督が、フランス代表FWキリアン・エンバペブレスト戦でのゴールパフォーマンスについて語った。29日、スペイン紙『アス』が報じている。

 PSGは29日、リーグ・アン第10節でブレストと対戦。16分にワレン・ザイール・エムリのゴールで先制に成功すると、28分にはエンバペがゴールを決めてリードを2点に広げたものの、前半終了間際の43分に失点すると、続けて52分にも失点し同点に。しかし、試合終了間際の89分にエンバペがこの日2得点目をマークし、3-2で勝利を飾った。

 この試合で2ゴールを決めてチームを勝利に導いたエンバペだが、決勝点後のゴールパフォーマンスには批判が集まっているようだ。PKキッカーを務めたエンバペは1度は相手GKに防がれたものの、こぼれ球をゴールネットに押し込み、得点後にはブレストのファンの前で祝福のジェスチャーを行った。

 この行為についてルイス・エンリケ監督は試合後のフラッシュインタビューで「何が起こったのか良く分からなかったが、あの種のものは好きではない」と苦言を呈した。なお、エンバペは試合後に『X』(旧Twitter)で「ブレストファンがチームメイトを侮辱したときは一緒に歌うべきだった」と同僚が相手ファンから侮辱行為にあったと主張。敵チームのファンの前で祝福のゴールパフォーマンスを行った理由を説明している。

ルイス・エンリケ監督とエンバペ [写真]=Getty Images