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10月30日午後15時過ぎ、芸能事務所「バール」は公式サイトで、俳優・声優として活動する池田純矢(31)との契約解除を発表。少し前に「SmartFLASH」は、池田が同月26日に特殊詐欺の受け子をして、逮捕していたことを報じていた。

バール」は公式サイトで、解除の理由について《弊社は、池田純矢特殊詐欺に加担した事件で逮捕されたことを知るに至り、特殊詐欺という事案の重大性に鑑み今回の処分に至りました》としている。各メディアによると、池田容疑者は「受け子役」として、東京・江東区の男性からキャッシュカードをだまし取った疑いをもたれているという。

声優や俳優などで幅広く活動した池田容疑者は、スーパー戦隊シリーズ海賊戦隊ゴーカイジャー』やミュージカル薄桜鬼』などの人気作に出演していた。突然の逮捕に、ファンの間では衝撃が広がっている。

そんな池田容疑者だが、14年4月、自身のX(旧Twitter)にて、詐欺に関して“フラグ”とも取れる投稿をしていた。

街中で見知らぬ人から「あなたは、私たちの仕事に向いている、10年に1人の逸材だ」と声をかけられたといい、気になって職業を聞くと《詐欺師です》と言われたという。

さらに、《だが、一体何がそう思わせたのか…》と思った池田容疑者がスカウトに理由を聞くと、《「顔です。10年に一人の詐欺師顏をしている、君は必ずこの業界でトップになれる!」》と告げられたそう。

その後、詐欺団体に入会するように勧誘されたため、《ワオ!!これが詐欺だww ダッシュでその場から逃げ出した》と明かし、最終的に《そんな東京。面白い街である》と綴っていた。

この出来事を受けてか、以降、池田容疑者はたびたびXにて詐欺に関する投稿をしている。

14年9月には、自身のLINEに詐欺メッセージがきたことを、スクリーンショット付きで《LINEで、詐欺メールが来た》と投稿。

フォロワーに対し、《これの怖いところは、人のアカウントを乗っ取るので、一見友人からのメールにみえること。皆様も十分お気をつけ下さいませ。第一、人にコンビニでウェブマネー買って来いなんて言う奴は友達じゃないから!》と注意喚起をしていた。

19年1月には、出演したドラマの告知とともに、《多少は爽やかになったかなーって思ってたら、切った直後に会った友人は僕の顔を見て「あー、なんか爽やか風に繕った詐欺師みたいだね」って言われたよ!だめだこりゃ やっぱり犯罪者》と自虐するような投稿もしていた。

さらに16年4月には、詐欺に対して怒りを示す投稿も。

《この非常時、人の弱みに付け込むとんでもない輩がいるようです。被災地付近にて消防団やボランティアの人間に成りすまし、窃盗、詐欺などを働く輩。また、巧みに声を掛け女性を強姦したと言う事例も数件出てきたと。許せない。悲しい。こんな輩に決して負けぬよう、用心し、助け合いましょう》

詐欺を憎んでいたはずなのに、池田容疑者はなぜ――。