株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役社長 CEO:佐々木 徹)と、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田 雅一)は、共同企画として「2023年スポーツマーケティング基礎調査」を実施し、その調査結果速報版を発表いたします。

本調査は、全国の15歳(中学生を除く)~69歳のマクロミルの調査専用パネルに対して実施し、男性1,000名、女性1,000名、計2,000名の回答を得ました。〔調査期間:2023年9月15日(金)~17日(日)の3日間〕

なお、本企画はスポーツへの関心、参加意向、消費意向などの調査を通じて国内スポーツ市場の実態を明るみに出し、データに基づいたスポーツ経営やスポーツ振興に役立つ資料整備に向けた取り組みとして2004年から開始しました。今回で20年目となります。

【トピックス】

【調査結果詳細を抜粋】

2023年に行われた主要国際大会への関心を聞いたところ、日本が優勝したWBCワールド・ベースボール・クラシック)の関心度が最も高く、試合を見た人の割合も最高となった。調査時期近くに開催された大会が上位を占めるなか、WBCは3月に行われたにもかかわらず、好きなスポーツ選手第1位の大谷選手の活躍などもあって、多くの人の関心を集めていたことが分かる。【図表7参照】

図表7.2023年に行われた国際大会への関心度[それぞれに回答] (n=2,000)

日本のプロ野球チームを応援している人は26.5%。プロ野球ファン人口を推計すると2,116万人(昨年比17万人増)となった。球団別では阪神タイガースが最大で473万人(昨年比70万人増)。

また、野球日本代表 侍ジャパンのファンは2,890万人に大幅増となっている。メジャーリーグMLB)のファンは915万人である。

Jリーグのチームを応援している人は853万人(昨年比65万人増)となった。FIFAワールドカップカタール2022でドイツスペインに勝利し、決勝トーナメントに進出したサッカー日本代表のファンは2,681万人(昨年比567万人増)と大幅増になった。【図表10、11参照】

図表10.野球日本代表、日本のプロ野球サッカー日本代表Jリーグのファン人口の推移

図表11.球団別プロ野球ファン人口推計

FIBAバスケットボールワールドカップパリ五輪出場権を獲得したことなどが影響してか、B.LEAGUEのチームを応援しているファン人口は、昨年から328万人増え829万人となった。バレーボール Vリーグのチームを応援しているファン人口は543万人で、昨年から141万人増加した。ジャパンラグビーリーグワンのチームを応援しているファン人口は526万人となり、昨年から199万人増加となった。【図表12参照】

図表12.B.LEAGUEVリーグジャパンラグビーリーグワンのファン人口推計

大リーグで活躍している大谷翔平選手は、6年連続で好きなスポーツ選手の第1位、続く第2位はサッカープレミアリーグで活躍する三苫薫選手となった。また、今年のWBCワールド・ベースボール・クラシック)で活躍した選手が上位に入り、第3位は吉田正尚選手、第5位はダルビッシュ有選手であった。4位には競泳女子日本代表の池江璃花子選手が入っている。【図表13参照】

図表13.スポーツ選手の好感度 [複数回答] (各年n=2,000)

■調査結果のフルバージョンはこちら(PDF)
https://www.macromill.com/wp-content/uploads/files/press/release/pdf/20231030_macromill.pdf



■調査概要

  • 本資料・データの使用・掲載について

    本調査結果の引用に際しては、必ず下記のクレジットを明記してください。

    「マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる共同調査」

  • レポートの販売について

    2023年11月下旬に三菱UFJリサーチ&コンサルティングからフルバージョンのレポートを販売予定です。詳細は下記サイトをご覧ください。

    なお、本リリースに掲載の調査結果は、全設問項目の中から抜粋して作成した速報値です。フルバーションのレポートにおいて、データが修正される場合がありますのでご了承ください。

    URL:https://www.murc.jp/information/sportsmarketing/

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以上

配信元企業:株式会社マクロミル

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