チェルシーベルギー代表などで活躍し、無所属となった今夏に現役引退を発表したエデン・アザールが今年のバロンドール受賞者をメッシと予想した。29日、スペイン紙『スポルト』がコメントを伝えている。

 フランスサッカー専門誌『フランスフットボール』が主催するバロンドールは、1956年に創設。全世界の記者投票によって“世界一”の選手が決められ、今月30日に今年のバロンドール受賞者が発表される。今回の“個人賞最高の栄誉”を巡っては、アルゼンチン代表を36年ぶりのワールドカップ制覇に導いたリオネル・メッシの受賞が有力視されているものの、シーズン52ゴールをマークしたノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの受賞も予想されており、その結果には注目が集まっている。

 そんななか、10月10日に自身の公式Instagramにて現役引退を発表し、16年間のプロキャリアに終止符を打ったアザールが、フランスメディア『Téléfoot』のインタビューに応じ、今年のバロンドールについて語った。インタビューの中で、アザールは今年のバロンドールメッシが受賞すると予想。その理由について尋ねられると、「ワールドカップで優勝した年に、史上最高の選手にバロンドールを与えないのは論理的じゃないよ」と主張。メッシが史上最多8度目の受賞を果たすべきだと語った。

 果たして、アザールの予想通りメッシが今年の“個人賞最高の栄誉”を手にすることとなるのだろうか。

バロンドールについて語ったアザール [写真]=Getty Images