交通領域カーボンクレジット認証DMRVソフトウェアを開発し交通領域の脱炭素化を進める、Spatial Pleasure(代表取締役:鈴木 綜真、本社:東京都世田谷区、以下:Spatial Pleasure)は、リード投資家であるSpiral Capital株式会社、株式会社DGインキュベーション、フォロー投資家の株式会社ディープコア、及びSTATION Ai Central Japan 1号投資事業有限責任組合を引受先として、シードラウンドでの第三者割当増資による約1.2億円の資金調達を実施いたしました。今回の資金調達により、ビジネスのアジア圏を中心とした海外展開、国内外ボランタリー及びコンプライアンスマーケットでのカーボンクレジット認証取得、また人材の採用等の強化を行います。

投資家によるコメント

Spiral Capital株式会社 シニアアソシエイト 直井 聡友氏

この度Spatial Pleasureに出資させて頂くことになり、大変嬉しく思っております。近年、EUの国境炭素税や日本のGX-ETSの導入決定など、カーボンクレジットの市場成立に向けた蓋然性が増してきています。そのような中、Spatial Pleasureは交通領域/都市計画に係るカーボンクレジット発行というユニークかつ重要なチャレンジを仕掛けている点に共感しご出資に至りました。また、鈴木さんの、この領域に対する並々ならぬ熱量、海外展開も積極的に仕掛ける野心、および素晴らしいメンバーを集めきれる人望の厚さにも惹かれ、投資検討をしている中でどんどん応援したい気持ちが高まりました。このチームであれば、難局を乗り越え大きなことを成し遂げてくれると強く信じております。Spatial Pleasureが脱炭素社会を牽引する存在になれるように、われわれもご支援をさせて頂きます。応援して頂けると嬉しく思います。

株式会社DGインキュベーション 取締役CIO 松田 信之氏

デジタルガレージグループは、Spatial Pleasureに、2023年の「Open Network Lab(通称 Onlab オンラボ)」26th Batchの採択・出資よりご支援させていただいております。Spatial Pleasureは、交通分野における二酸化炭素排出量削減やカーボンクレジット生成に、グローバル規模で取り組みます。今回の追加出資を通じて、交通分野の環境負荷低減に貢献できるよう、Spatial Pleasureと一緒に取り組みます。

株式会社ディープコア Director, Community Design 根本 紘志氏

弊社のアクセラレータープログラムKERNEL Global Starup Camp採択時の出資に加え、本ラウンドでも追加で出資させていただきました

Spatial Pleasure社の皆様とご一緒させていただく中で、データサイエンスと都市計画の専門性に裏打ちされた高い技術力、困難に遭遇しても柔軟に試行錯誤を繰り返すレジリエンスに深く感銘を受けました。日本の強みが活きるカーボンクレジット領域で国内・海外市場にチャレンジするこれからのSpatial Pleasure社の挑戦を、他投資家の皆様とともに引き続きご支援してまいります。

STATION Ai Central Japan 1号投資事業有限責任組合

STATION Ai株式会社 PRE-STATION Ai 統括マネージャー 田中正樹氏

公共交通事業者は、地域の人々の移動を効率的に集約し、環境負荷を軽減していますが、その効果が十分に認識されていないという課題があります。

そんな中、Spatial Pleasure社は公共交通の真の価値を再評価するサービスを展開し、環境と利便性を両立させる新しい世界を実現を目指しています。

特に、STATION Aiのアクセラレーションプログラムへの参加以降、東海圏をはじめとする多くの企業と緊密に連携し、そのビジョンに一層近づいていることを感じています。

今回の資金調達をきっかけに、その成長がさらに加速することを期待しながら、今後の展開についても心より応援しています!

Spatial Pleasureについて

Spatial Pleasureは、エリアの脱炭素化に寄与する交通事業者に対してカーボンクレジットの認証・計測のサポート、交通領域の脱炭素施策の提案、及びカーボンクレジット発行を行うDMRV(digital, Measurement, Reporting, Verification)ソフトウェアを開発しています。

バスやシェアサイクル事業者様と連携し、各交通事業者様の環境便益の定量化によるカーボンクレジット発行を通して、地域全体の脱炭素化を目指しています。現在の都市の40%を交通インフラ、つまり道路や駐車場が占めていますが、効率的な数や配置がなされておらず有効活用ができているとは言えない状況です。交通カーボンを基軸とする外部性の定量評価に基づいた都市再最適により、駐車場が公園に、道路が喫茶店やバーに、私たちの生活にとってさらに意味のある空間へと変容します。

Spatial Pleasure 事業概要

事業内容 : 交通領域に特化したDMRVソフトウェア開発

運営会社 : 株式会社Spatial Pleasure

代表者:代表取締役 鈴木 綜真

所在地:〒 158-0094 東京都世田谷区玉川3丁目20番2号 マノア玉川第3ビル 501

設立:2019年 5月

公式HP:https://spatial-pleasure.xyz

本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ先

株式会社Spatial Pleasure

担当:武方

Mail : takekata@spatial-pleasure.xyz

配信元企業:株式会社Spatial Pleasure

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