フィギュアスケートの元世界女王・安藤美姫が、ジュニア男子・田内誠悟のヘッドコーチになると発表した。田内は今年の全国中学校スケート大会で優勝するほどの人材。安藤は次のようなコメントを綴っている。

「スケーターとして世界女王としてコーチとして今まで経験してきたすべてのものをしっかりと自信を持って伝えていきながら頑張りたい。今後世界へ羽ばたく可能性のある選手の一人。大事に育てていこうと決心し一緒に歩んでいこうと思った。サポートよろしくお願いします」

 安藤は2009年にバツ3のコーチニコライ・モロゾフ氏との熱愛が発覚。2013年にはニュース番組「報道ステーション」(テレビ朝日系)に出演して、パートナーの名を明かさず、出産していたことを告白して大騒ぎなった。その後、スペイン人スケーターのハビエル・フェルナンデスとのキス現場を週刊誌にキャッチされ、交際を公表している。芸能関係者が言う。

「テレビではおバカキャラを演じていますが、基本的にはマジメなんです。テレビ局からのオファーは絶えず、バラエティー番組のキャスティングによく名前が挙がりますね。タレントと兼業でコーチ業もやっていますが、以前から親しい友人には、フィギュアスケートの指導者業一本で生計を立てていくことが目標だと語っていました。今回のヘッドコーチ就任は、彼女の本望でしょう」

 一方で、安藤が本田武史主宰のフィギュアスケートスクールでは生徒に対し「あなたなんか大会に出ても最下位よ」などとモラハラ発言をしていたと報じられた。

「一部不適切な発言はあったかもしれませんが、情熱的なところは彼女の性格です。表裏がないので、コーチになってもアツい指導とズバズバと物を言うスタンスは変わらないでしょう」(スケート関係者)

 教え子を世界一のスケーターへと手引きすることができるのか、目が離せない。

佐藤恵

アサ芸プラス