【2023年10月31日

アドビ株式会社(本社:東京都品川区、社長:クレア ダーレイ、以下 アドビ)は本日、ライオン株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役 兼 社長執行役員 竹森 征之、以下ライオン)が、製品情報管理に、優れた顧客体験を提供するアドビの包括的なクラウドサービス「Adobe Experience Cloud(https://business.adobe.com/jp/)」のデジタルエクスペリエンス管理ソリューション「Adobe Experience Manager(https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/adobe-experience-manager.html)」を採用したことを発表します。製品画像や情報を一元管理することで、ブランドガバナンスを強化するとともに消費者からの問い合わせ対応や販売店との商談時の資料作成業務を効率化し、パーソナライズされた顧客体験の向上を実現していきます。

ライオンは、「より良い習慣づくりで人々の生活に貢献する」というパーパスを掲げ、次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーとして成長を促進する事業基盤への変革に取り組んでいます。その一環として、社内のDXも推進しています。

これまで、ライオンでは消費者からの問い合わせ対応や商談に必要な製品情報を営業、事業部、お客様センターなどの事業部ごとに管理しており、情報の登録や資料作成時の確認作業に手間と時間がかかっていました。これを改善すべく、Adobe Experience Managerを導入し、過去に販売していた製品情報から販促/宣伝活動における施策データまで製品にかかわる情報を全社的に一元管理する「製品情報ポータルサイト」を構築しました。

製品情報ポータルサイト

これにより、製品情報のスムーズな検索が可能になり、消費者や販売店に迅速に情報を提供でき、またブランド管理のガバナンスが強化されることにより、顧客体験の改善が期待されます。また、マニュアル作業ではなくアセットを自動登録する仕組みを構築したことで、各部門での管理や情報登録作業が不要となったほか、Adobe Document Generation API(https://developer.adobe.com/document-services/apis/doc-generation/)の活用により、製品の仕様書作成の効率が大幅に向上しました。ユーザMicrosoft Wordのテンプレートを元に製品情報をPDFに出力でき、テンプレートを変更するだけで仕様書作成ができるなど、業務効率化も実現しています。

製品情報の登録とContent Fragmentsデータ生成の流れ

採用に当たっては、Adobe Experience Managerの運用管理のしやすさと顧客体験の戦略設計から実装まで一貫して支援するアドビのコンサルティングサービスが評価されました。また、ライオンの生活情報メディア「Lidea(リディア)」および全ブランドサイトに導入しているデータ分析ソリューション「Adobe Analytics(https://business.adobe.com/jp/products/analytics/adobe-analytics.html)」および、データ管理プラットフォーム(DMP)「Adobe Audience Manager(https://business.adobe.com/jp/products/audience-manager/adobe-audience-manager.html)」との連携が可能な点も評価されました。

ライオンのビジネス開発センターエクスペリエンスデザイン部長 大村 和顕氏は、次のように述べています。「Adobe Experience Managerを採用することで、業務効率を向上すると同時にブランドガバナンスを強化することができました。今後は、Adobe Experience Managerをライオンが持つ他のwebサイトに横展開することで、デジタルアセットの集中管理と作業効率向上を拡大し、さらにパーソナライズされた顧客体験の向上を目指したいと考えております。」

アドビのデジタルエクスペリエンス事業本部 専務執行役員 事業本部長の松山 敏夫は、次のように述べています。「企業の提供する顧客体験に対する消費者の期待値が高まっている今、顧客満足度を継続的に向上していくためには、それぞれのお客様に適切なコンテンツの提供が求められます。この課題に対して重要な打ち手となるのがコンテンツサプライチェーンの最適化です。ライオン様がその第一歩としてデジタルアセット管理にAdobe Experience Managerを採用いただいたことを大変嬉しく思います。コンテンツを制作するところから顧客に届けるところまで一貫して提供することができるアドビの強みを活かして、引き続き優れた顧客体験の提供をご支援していきたいと考えております。」

■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、 3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。 Creative Cloud(https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html)は、写真、デザイン、ビデオ、 web、 UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。 Document Cloud(https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html)では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。 Experience Cloud(https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html)は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビ人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei(https://www.adobe.com/jp/sensei.html)を活用しています。

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

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配信元企業:アドビ株式会社

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