平日夜9時より生放送しているABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』。10月26日の放送では、迷惑行為が問題視されている「渋谷のハロウィン」について、番組MCを務めるEXIT兼近大樹りんたろー。)らがイベントのあり方や未来を議論した。

【写真】EXITドラキュラ&神父になりきったハロウィンのコスプレSHOT

りんたろー。は「かつては渋谷も街をあげてハロウィンを盛り上げていたから、今年の自粛要請を『手のひら返しするな』と言う人もいるけど、これはアップデートだと思う。スタンスは状況によって変化するもの」とコメント。

また、相方の兼近も「渋谷区の本音は、ハロウィンの日にたくさんの人に来てもらって、街にお金を落として欲しいのだと推測する。ところが近年は外でお酒を飲んで暴れたいだけの人や、この日だけは“主役”になれるから目立とうと騒ぐ人など、街にお金を払わない層が増えた。街にとってもマイナスなイメージとなっているし、今は来て欲しくない気持ちは分かる」と語った。

さらに、他の出演者からも「渋谷に集まることは“ダサい”と周知するしかない」「『渋谷に行けば何か起きる』と思っている人たちが集まっているので、別の街に分散させることは難しい」などの意見があがると、りんたろー。は「フェスみたいに渋谷の入口にゲートを作って、入場料を払う制度は?」と提案。続けて、「渋谷には火をつけてしまった責任もある。ただそれを消すのではなく、マネタイズに繋げてみるのは?結果的に人が来なかったとしても、暴れている人は集まらなくなる」と持論を展開。

これに兼近も「健全にハロウィンを楽しみたい人を渋谷に残せる方法があればいい。それには、お金を徴収するしかないのかも。入場料が必要な公園は綺麗で治安が良いですからね」と話した。

また、番組の最後には EXITハロウィンコスプレを披露。りんたろー。カラーコンタクトや血のりをつけて本格的なドラキュラに、兼近は神父になりきり、視聴者からは「似合ってる!」「スクショせずにはいられない」と喜びの声があがっていた。

EXIT兼近、迷惑行為が問題視される“渋谷ハロウィン”に私見「今は来て欲しくない気持ちは分かる」