リバプールエジプト代表FWモハメド・サラー(31)へのいかなるオファーも拒否する方針のようだ。

2017年夏に加入して以来、リバプールの絶対的なエースとしてプレミアリーグチャンピオンズリーグ(CL)など数多くのタイトル獲得に貢献してきたサラー。そんなサラーも31歳になり、今夏には有力選手の爆買いを続けていたサウジアラビアからの関心が報じられていた。

結局、リバプールがエースの売却を断固として阻止する構えを見せたことで、サラーは残留。今シーズンのここまで公式戦13試合で10ゴール4アシストと流石の成績を収め、プレミアリーグ‌4位と好調のチームを牽引している。

一方で、サウジアラビアは中東地域で絶大な人気を誇るサラーの獲得を諦めず。今夏に元フランス代表FWカリム・ベンゼマやブラジル代表MFファビーニョらを獲得したアル・イテハドが、来年1月にも再びオファーする可能性が囁かれている。

それでも、イギリスフットボールインサイダー』によると、リバプールはどれだけ巨額を提示されても今シーズン中にサラーを売却する意思はない模様。エースを維持したまま、プレミアリーグヨーロッパリーグ(EL)での躍進を望んでいるようだ。

敬虔なイスラム教徒であるサラー自身はサウジアラビアでのプレーに関心を抱いているとされるが、リバプールとの契約は2025年夏まで残っており、ひとまず今シーズンはマージーサイドに留まることになるだろう。