ダイワボウ情報システム(DIS)とクラウドネイティブSD-WANサービスベンダーであるアダプティブ・ネットワークス(カナダAdaptiv)は11月1日ディストリビューター契約を締結し、SD-WAN業界最大の特許技術をもつAdaptivのクラウド管理型ビジネス接続ソリューションの国内販売で協業を開始すると発表した。

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 SD-WANの導入は、企業のWAN環境を改善し、テレワークなどで重要なインターネット回線の最適化や安定化を実現する。Adaptivの中堅企業向けSD-WANソリューション「ELFIQ」は、企業の利用特性に応じた多様な解決策を豊富なライブラリーから提供でき、最新のトラフィック管理を実現する。一方、導入時も新たに既存ネットワークの変更を行うことなく実装でき、容易な管理とユーザーへの最高のパフォーマンスを提供する。

 Adaptivは、Software Reviewsが発行したSD-WANに関する最新のEmotional Footprintレポートで、中堅市場のSD-WANベンダーの顧客満足度評価で1位を獲得しており、ビジネスクラウドアプリケーションに依存する企業に、俊敏で安全で信頼性の高いネットワーク接続を提供する。また、同社のSD-WANソリューションは、ユニファイドコミュニケーション関連のソリューションの品質と信頼性を向上させ、リンク停止時に音声通話やビデオ通話の切断を排除できることなど、市場をリードするシームレスなフェイルオーバーを提供する。

 DISでは、Adaptivが提供する製品ソリューションを、全国94拠点の営業網による地域密着型の営業体制により、約1万9000社の販売パートナーを通じてユーザーに提供し、企業のデジタル化とビジネス変革をサポートするとともに日本のDX化に貢献していく。また、ディストリビューターとして製品やソリューションにかかわる情報、技術支援を提供するだけでなく、営業、教育支援とサポート体制拡充にあわせて、多くのパートナー企業や中堅中小企業の顧客にサービスを普及していく。