2023年11月1日公開(集計期間:2023年10月23日10月29日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で、Ado「唱」が総合首位を獲得した。

 ストリーミング、ダウンロード共に前週から増加しており、ストリーミング数は前週から約3.2%増の14,861,306再生で引き続き1位。ダウンロード数は前週比約17.9%増の17,617DLで2位へ着地した。また、動画再生ではポイント約39%増で引き続き1位を獲得、ラジオもポイントが約48%増で21位→7位へジャンプアップしており、ハロウィンに向けて露出を広げた。連続首位記録は5週目で惜しくも敗れたが、当週再び首位へと返り咲き、5回目の首位となった。本楽曲が使用されているユニバーサル・スタジオ・ジャパンハロウィンイベント【ハロウィーン・ホラー・ナイト】は11月5日で終了予定だが、「唱」がどこまで人気を拡大し続けるのか注目だ。

 WEST.が10月25日にリリースした初のトリプルAサイドシングル『絶体絶命/Beautiful/AS ONE』のリード曲「絶体絶命」が、3位に初登場。起因となったCDセールスは、前作『しあわせの花』の初週売上枚数220,040枚を約1.37倍上回る、302,821枚を売上げて1位を獲得した。

 同じく当週初登場した、モーニング娘。'23「すっごいFEVER!」は4位にチャートイン。前作から約10か月ぶりとなるシングル『すっごいFEVER!/Wake-up Call~目覚めるとき~/Neverending Shine』の表題曲で、現リーダー・譜久村聖の卒業前ラストシングルとなる。こちらも前作『Swing Swing Paradise/Happy birthday to Me!』の初週売上枚数121,814枚を上回る、135,797枚を売上げてCDセールス2位、ダウンロードは3,600DLで12位を獲得した。

 前週首位を獲得した櫻坂46「承認欲求」は、当週7位に。CDセールスがまだまだ18,196枚を売上げ5位、ストリーミングは6,242,620再生で7位を記録している。

 また、Hey! Say! JUMP初のデジタルEP『P.U!』の「Ready to Jump」が15位に初登場。バンドル合算を含むダウンロード数が26,719DLで1位、動画再生も約255.2ポイントを稼ぎ26位を獲得した。


◎【JAPAN HOT 100】トップ10
1位[2]「唱」Ado(-・17,617DL・14,861,306再生)
2位[3]「アイドル」YOASOBI(-・3,895DL・9,577,927再生)
3位[ー]「絶体絶命」WEST.(302,821枚・ー・-)
4位[‐]「すっごいFEVER!」モーニング娘。'23(135,797枚・3,600DL・-)
5位[5]「勇者」YOASOBI(-・9,224DL・8,097,896再生)
6位[6]「SPECIALZ」King Gnu(ー・5,210DL・8,570,516再生)
7位[1]「承認欲求」櫻坂46(18,196枚・ー・6,242,620再生)
8位[10]「ランデヴー」シャイトープ(-・1,769DL・7,639,835再生)
9位[8]「青のすみか」キタニタツヤ(-・2,568DL・6,542,598再生)
10位[7]「花」藤井風(-・4,281DL・5,165,658再生)

※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)

※掲載当初、内容に誤解を招く表現がありました。訂正してお詫び申し上げます。

【ビルボード】Ado「唱」が総合首位返り咲き、WEST.の改名後初シングルは3位に初登場<11/1訂正>