成田国際空港が日本の空港では初めてWAVE PTXを導入
・柔軟性のあるブロードバンド・プッシュ・トゥ・トーク(PTT)が生産力を高め、緊急対応時の連携を強化

2023年11月1日 東京:モトローラ・ソリューションズ(NYSE: MSI)は成田国際空港において、革新的なブロードバンド・プッシュ・トゥ・トーク(PTT)通信サービス「WAVE PTX」により、TETRA通信ネットワークの範囲と容量を拡大、統合ミッションクリティカル(※1)通信環境を向上しました。

日本の空港の中で最も利用者数と貨物取扱量が多い空港の1つである成田国際空港は、モトローラ・ソリューションズのTETRAデジタル無線システムとST7000小型テトラ携帯型無線機を活用し、広範な業務の効率性と安全性を維持しています。また、台風、暴風雪、地震、その他大きな災害発生時にも、成田空港職員は信頼性の高い強靭な通信システムにより必要不可欠なコミュニケーションが可能となり、空港業務を滞りなく遂行しています。

モトローラ・ソリューションズのST7000を活用し、お客様を案内する成田空港職員

WAVE PTXは、さまざまな無線機、LTE、5Gネットワーク、およびスマートフォン、PC、タブレットなどのあらゆるデバイス間で即時かつ双方向接続通信を可能にします。多種多様なネットワークやデバイスに対応する柔軟な通信が可能になったことで、空港内部と外部の緊急救援チーム、警備請負会社のメンバー、協力会社など各自が使っている端末に関わらず関係者同士が通信接続でき、空港業務全体の安全性と生産性が向上しています。

モトローラ・ソリューションズ北アジアのセールス・ディレクター、ジョー・ツェは以下のように述べています。「成田国際空港のTETRA通信システムは、5,000人以上のユーザーにとって高品質な通信を提供し、毎日約85,500人の旅行者の空の旅を支えています。WAVE PTXは空港と公共の警備・防災機関との連携を強化し、安全性、生産性、そして不測の事態発生の際に素早い対処と対応を可能にします。」

成田国際空港WAVE PTXの導入は、日本の5つの主要空港へのミッションクリティカルなTETRA通信システムの拡大に続くもので、運輸、警備、手荷物取り扱いなどのチーム間で欠かせない連携、コミュニケーション、サービス向上を強化します。

モトローラ・ソリューションズが日本でTETRA通信システムの展開をはじめて12年になります。

※1:ミッションクリティカル ・・・  基幹業務に必要不可欠な情報システムのことを指す。

■モトローラ・ソリューションズについて

モトローラ・ソリューションズは公共安全と企業セキュリティのグローバルリーダーです。無線機、防犯カメラとアクセスコントロール、コマンドセンターのソリューションと技術エコシステムによって、地域の安心と企業の生産性向上の支援をしています。モトローラ・ソリューションズは、公共安全とセキュリティの新時代を切り開きます。詳しくはホームページをご覧ください。 www.motorolasolutions.com

配信元企業:Motorola Solutions Inc.

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