アメリカのジョー・バイデン大統領の陣営が、ドナルド・トランプ前大統領の立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」でトランプ陣営のフォロワー数を抜いた。その結果、両者の間で熾烈なフォロワー数を巡る争いが繰り広げられている。
■トランプ氏のSNSに参入
10月16日、2024年のアメリカ大統領選で再選を目指すバイデン大統領の陣営は、保守層が数多く利用するSNS「トゥルース・ソーシャル」への参加を表明し、アカウントを開設していた。
トランプ前大統領が立ち上げたトゥルース・ソーシャルは敵地のど真ん中とも言えるが、バイデン陣営の初めての投稿は「私に乗り換えたい人は歓迎します！」と自信に満ち溢れたものだった。
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■アウェイにも関わらず…
すると多くの人の予想を裏切り、バイデン大統領陣営のアカウントは、トゥルース・ソーシャルのフォロワー数でトランプ前大統領陣営のそれを上回ることとなった。
具体的には登録から2日でバイデン陣営のアカウント「Biden-Harris HQ」には2万5,000人のフォロワーがおり、それに対してトランプ陣営のアカウント「Team Trump」のフォロワー数は2万1500人だった。
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■フォロワー数合戦が勃発
トランプ前大統領のホームグラウンドとも言えるトゥルース・ソーシャルで、敵陣営の選挙対策アカウントにフォロワー数で負けてしまったことは、トランプ陣営にとっては大きな誤算だっただろう。
この出来事がSNSで話題になってから数日後、トランプ陣営のフォロワー数は一気に1万人以上増加しており、それに呼応するかのようにバイデン陣営のフォロワー数も増加するなど、さながら「フォロワー数合戦」の様相である。
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■両者のフォロワー数はほぼ倍増
両者の争いは多くの人々の注目を集め、執筆時点でのフォロワー数はトランプ陣営が3万6,800人、バイデン陣営は4万100人となっており、この数字は今後さらに伸びていくものと思われる。
なお、SNSでは敵地でフォロワー数を伸ばしたバイデン陣営に称賛の声も多く上がっているが、「勝っても負けてもトゥルース・ソーシャルが盛り上がって喜ぶのはトランプ陣営だろう」など、冷めたコメントも寄せられている。
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