ブルックシールズニューヨークのレストランで倒れ、病院に運び込まれたことを告白。救急車で病院に運ばれる際付き添ってくれたのは、監督作『マエストロ:その音楽と愛と』の公開を控えるブラッドリー・クーパーだったことを明かした。

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 この度Glamourのインタビューに登場したブルックが、9月にニューヨークのレストランで、順番を待っているときに倒れてしまったというエピソードを明かした。

 「知らない女性が2人近寄ってきたことを覚えているけれど、その後すべてが真っ黒になった。そして両手がぶらんと体の脇に落ちて、頭から壁にぶつかってしまった。けいれん発作が始まったの…口から泡を吹き、真っ青になった。静かにしようと努めました」と振り返る。

 「次に覚えているのは、救急車に乗せられているところ。酸素吸入器が付けられてたけど、私の隣に座って手を握っているのは、なんとあの、ブラッドリー・クーパーだったの。本当に言葉が出なかった。だけど、“死とはきっと、こんな感じなんだな”と思った。目が覚めたらブラッドリー・クーパーがいて、『ブルック、僕が病院まで付き添います』と言って、私の手を握っていた。『これは奇妙でシュールだ』と思ったわ」と明かした。

 ブルックが倒れた後、レストランは彼女の夫で映画監督のクリス・ヘンチーに連絡を取ろうとしたそうだが、捕まらなかったそうだ。そこで、アシスタントからアシスタントへ連絡がつながり、たまたま近くにいたブラッドリーに白羽の矢が立ち、彼女に付き添うことになったという。

 「夫のアシスタントブラッドリーに連絡し、『ブルックが倒れた。クリスは近くにいない。彼女のところに行ってくれ』と頼んだの。そうして彼が来てくれて、誰かが救急車を呼んでくれた。そして、私が神のもとへ召されたかと思うような事態が起きたわけ」と説明する。

 ブラッドリーはこの直前に、ベネチア国際映画祭にて自身の監督第2弾『マエストロ:その音楽と愛と』をお披露目したばかりだ。全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキの影響で、自身が立ち会うことはできなかったものの、この映画祭で称賛を受け、早くもオスカー候補として挙がっている。

ブルック・シールズ、病院に搬送 立ち会ったのはまさかの人物で「神のもとへ召されたかと」 (C)AFLO