ブルックシールズ(58歳)が、真っ青になるほどの大発作を起こし、ブラッドリー・クーパー(48歳)に手を握られながら救急車で病院に運ばれたという。ブルックニューヨークのホテル「ザ・カーライル」での一人芝居の準備中に倒れ、救急隊員の到着前「口から泡を吹き始め」、目を覚ますとブラッドリーが側にいたそうだ。 

ブルックはその恐怖について、グラマー誌にこう語っている。  

「水をたくさん飲んでいて、自分がナトリウム不足だとは気づかなかった。Uberを待っていたの」
「階段の下に降りると、私の様子が明らかに変になっていて、(一緒にいた人たちから)『大丈夫?』と言われたわ」

ブルックはホテルに向かったが、視界が暗くなり発作を起こしたそうだ。

「中に入ると、2人の女性が近づいてきた。知らない人たちだった。何もかもが真っ暗になり始めた。それから私は両手をだらんと横に下げて、頭から壁にぶつかった」
「大きな発作が始まったの。口から泡を吹いて、真っ青になって、舌を飲み込もうとしたわけ」
「次に覚えているのは、救急車に乗せられて、酸素吸入をしてもらっていた」
「死とはこういうものなんだろうと思った。目を覚ますと、ブラッドリー・クーパーが『一緒に病院に行くよ、ブルック』と言って、私の手を握っているの。握られた手を見て、『これは奇妙で超現実的だ』と思ったわ」

そうブルックは続け、ブラッドリーと一緒に病院に来たことについて「イエスと一緒に歩いてきたような感じだった」と冗談を言っている。

集中治療室に入ることになったブルックだが、医師たちは当初「脳の発作」と考えたものの、後に長時間にわたる水の摂りすぎによるナトリウム濃度の低下が原因だと告げられたという。

「体内の水分が多すぎて、溺れちゃった」
「血液や尿、体内のナトリウムが不足していると、発作を起こすことがあるの」

医師たちは、美容上の理由で塩分を控えていると推測し、ブルックに塩分を制限しているかどうか何回もたずねてきたと振り返る。

「あのね、私はこう言ったの。『男性の医師にはうんざりよ。あなたがやっていることに関しては、あなた方みんな私より賢いことはわかってる。でも言っておきたいのは、私はむくんでいる方が若く見えるということ。むくんでいると、ボトックスを打ったと思われてしまうのよ。だから、58歳の女性として塩分を制限しているわけじゃない。いい? 私をクレイジーな女優、何をしているのかわからない女性に仕立て上げようとするのはやめて』って」
「人生でこれまで歌ったことがないほど歌い、番組やポッドキャストもやっていたから、脱水症状を感じて水を飲みすぎていたの。そうしたら『ポテトチップスを毎日食べろ』って言われたわ」