ブリトニー・スピアーズ(41歳)の回顧録「ザ・ウーマン・イン・ミー」が、発売初週に全米で100万部を突破した。

サイモン&シュスター傘下のギャラリー・ブックスは、同書が予約注文、印刷書籍、電子書籍、オーディオブック形式を含め、全米で110万部売れたことを明らかにした。これを受けてブリトニーは、「私は回顧録に心血を注いだ。揺るぎないサポートをしてくれた世界中のファンと読者に感謝しているわ」とファンへの感謝を伝えている。

爆発的な売れ行きとなった同書は世界的にも成功を収め、26の言語、地域で出版された後、全世界で240万部が売れたと推定されている。

ギャラリー・ブックスの上席本部長兼発行者ジェニファー・バーグストロム氏はこう語っている。

「『ザ・ウーマン・イン・ミー』は、発売が発表されたときから大きな関心を集め、出版後は評論家たちからも高い評価を得ています」
「世界中で驚異的な売れ行きを見せており、ホリデーシーズン中もそれ以降も好調な売れ行きが続くと期待しています」
「読者や評論家は、スピアーズがついに自分の言葉で自分の物語を語ることができるようになった、率直で力強い回顧録を受け入れています」

暴露本ともなった同書の中でブリトニーは、元恋人ジャスティン・ティンバーレイクの子供を中絶したことをこう書いている。

「私はジャスティンをとても愛していた。いつか一緒に家族を持つことをずっと期待していた。ただ、これは私が予想していたよりもずっと早かったの」
ジャスティンは明らかに妊娠を喜んでいなかった」
「彼は、私たちはまだ赤ちゃんを持つ準備ができていない、若すぎるって言っていた」
「みんなに嫌われるかもしれないけど、私は産まないことに同意したの」
「それが正しい決断だったかどうかはわからない。でも、ジャスティンは父親になりたくないことを確信していたわ」

またブリトニーは、13年間に渡る成年後見人制度や、2007年に自ら頭を剃った理由についても同書の中で明かしている。