多部未華子、松下洸平、今田美桜神尾楓珠が主演を務めるドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の第4話が11月2日に放送。夜々(今田)が涙を流しながら母親に自分の気持ちを伝える場面に反響が集まった。

【写真】『いちばんすきな花』第4話 ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)に寄り添う

 夜々のアパートに母の沙夜子(斉藤由貴)がやって来た。夜々が食事のときに椿(松下)たちとLINEをしていると、沙夜子は行儀が悪いと注意し「友達はちゃんと選ばな」と口にする。

 夜々が「友達にごはん誘われた」と席を立つと、沙夜子は「友達やけんって他人やん。ママは母親やろ? やのに他人優先するとね」と告げた。夜々は「他人の方が母親より私のことわかろうとしてくれとるもん。ママは母親ってだけやん。産んだってだけ。お気に入りのお人形産んでそれで遊んどるだけ」と言い放ち、その場を去る。

 夜々は椿の家に行き、ゆくえ(多部)に過去のことを話しながら「私は女だけど女の子でいることがどうしようもなく辛くなるときがあって」「久々に母親に会ったらダメになっちゃって。女の子として愛されてることが感じすぎてきついし、こう思っちゃう自分も嫌い」と涙。ゆくえは夜々の言葉を受け止め「お人形にならないでね。夜々ちゃんでいてね」と伝えた。

 その日、夜々はゆくえの家に泊まり、翌朝帰ると沙夜子の姿はなかった。夜々は沙夜子に電話し、思っていることを涙ながらに打ち明け「ママのことは嫌いじゃない。好きだよ。好きやけど、嫌いなとこがいっぱいある。私の好きなもの、わかった気になっとうところがすっごい嫌い」と告白。

 沙夜子は「ママも夜々のこと大好きなんよ。好きやけん、嫌いになりたくないけん、ママの理想を押し付けてしまったのかもしれんね。ありがとね。付き合ってくれて。夜々は好きな人が何を好いとうか、わかってやれる人になってね」と告げた。電話を切った夜々は、沙夜子が作ったおかずを電子レンジで温めながら号泣するのだった。 

 夜々の思いと涙、そして沙夜子とのやり取りに視聴者からは「涙が出た」「伝えられてよかった」「よく言ったよ夜々ちゃん」「もらい泣きしました」「今田美桜さんの演技すごかったです」「夜々ちゃんと一緒にボロボロ泣いた」などの反響が集まっている。

今田美桜  クランクイン!