【ホンダの最強万能バイク】復活した「トランザルプ」に識者3名が試乗！超人気アドベンチャーの評価とは？の画像一覧
注目のモデルが続々と登場している600～800ccのビッグミドルクラス。その中でもMonoMax編集部が気になる国産最新モデル3台をピックアップして、識者3名が緊急試乗。
今回試乗したのは、トランザルプのモデル名を復活させた「ホンダ／XL750 トランザルプ」。果たしてその評価とは……!? 合わせて、ホンダの排気量無制限で気になる2台も紹介しよう。
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バイク好き＆専門家3名に聞きました！
＜お笑い芸人 チュートリアル 福田充徳さん＞
子どもの頃からテレビや映画で見たバイクに憧れ、免許が取れる16歳になったら乗るのが当然とライダーに。現在の愛車は9台。バイク歴は30年以上、芸能界きってのバイク好きとして知られる。
バイクの魅力は…「性能やスタイルだけでなくバイクに“男のロマン”を感じる」
＜nomadica代表 エッセイスト 小林夕里子さん＞
BMW R80G/SとHONDA クロスカブを愛車に、バイクのある暮らしの喜びを女性の視点から綴るエッセイスト。バイク×アウトドアのブランド「nomadica」をプロデュースする。
バイクの魅力は…「キャンプや登山の相棒として活躍。バイクは自然と繋がれる旅道具」
＜バイクジャーナリスト 青木タカオさん＞
専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。著書に「図解入門よくわかる最新バイクの基本と仕組み」があるほか、ハーレー専門誌「ウィズハーレー」では編集長を務める。
バイクの魅力は…「乗るのもメカニズムも奥深く生涯ゼッタイに飽きることはない」
【HONDA／XL750 トランザルプ】トランザルプのモデル名復活！バイク旅に出かけるならXL750で決まり
ホンダ／XL750 トランザルプ
￥1,265,000
●全長×全幅×全高＝2,325×840×1,450mm ●シート高＝850mm ●車両重量＝208kg ●総排気量＝754cc ●エンジン型式＝水冷4サイクル直列2気筒/OHC4バルブ ●最高出力＝67kW（91PS）/9,500rpm ●最大トルク＝75N・m（7.6kgf・m）/7,250rpm ●燃料消費率（WMTCモード値）＝22.8km/ℓ（クラス3-2）1名乗車時
道を選ばず、長距離を走ることを得意とするアドベンチャーは、欧州ではアルプスローダーとも呼ばれるが、トランザルプはその申し子！高速巡航、市街地、ダート、あらゆる道路環境を苦手としないオールラウンダーだ！
これ1台あれば全部いける、凄まじいまでの万能力！
小林 「本田宗一郎本伝」を読んでバイクに乗ろうと決意した私にとって、ホンダは特別。なかでもトランザルプはダートでの走破性が重視されていて、アウトドア派には注目の的です。
福田 街やツーリング先で見かけることが多くなっているし、アドベンチャーが最近すごく人気なのを感じている。実際に跨ってみると、ライディングポジションがものすごくラクで、これなら長距離ツーリングも快適で、いつまでもどこまでも走って行けそう。パリダカのイメージですけど、砂漠とかオフロードを走らなくても、高速道路を使った長旅も快適なのがわかる。
タカオ アドベンチャーでもサイズ的には大きすぎず、性能的にも充分なミドルクラスが人気で、各社がしのぎを削る激戦区に。アルプス越えで様々な道路環境を走る欧州の冒険ライダーらから支持されるのがトランザルプで、高速巡航力も非常に高いんですよ！
小林 オールラウンダーとして、まさに最強。タフなツーリングライダーにぴったりな1台だと思います。
＜ここに注目！＞見た目ほど重くなく引き起こしは軽い
身体のどこにも負担のかからない快適な乗車姿勢だから長距離にうってつけ。大きすぎない車体サイズも◎。大きな風防で高速道路も得意なのがわかる。
＜ここに注目！＞フロント21インチだから気兼ねなくダートを楽しめる
荒れた路面で高い走破性を発揮する大径21インチの前輪は、市街地やワインディングで軽快なハンドリングをもたらし、安定しているから長旅でも疲れ知らず!!
＜ここに注目！＞圧倒的な積載力が長旅やアウトドアで威力発揮
荷物を満載にできるトップケースやパニアケースが純正オプションで用意され、大きくて頑丈なリアキャリアに工具なしで脱着できるようになっています。
排気量無制限で気になるもう一台！
【HONDA／CT125・ハンターカブ】ああしてこうしてとカスタムの妄想膨らむ！
「スーパーカブと言えば働くバイクのイメージでしたが、こんなにもオシャレになるなんて！ パーツも豊富に出揃っているから自分だけの1台にカスタムする楽しさがあるし、ノンビリと旅もしてみたい。プラモ感覚で、欲張ってほしい!!」（チュートリアル・福田）
【HONDA／CL500】歯切れよく響く心地よい排気音も魅力
ホンダ／CL500
￥863,500
「スクランブラースタイルなのでダートも走行できるし、192㎏しかない車重やシート高が790㎜と低めなのも嬉しい。扱いやすい2気筒エンジンで、ストリートバイクとして気軽に乗れるのもいい。ファッションにもこだわる都会派へ」（小林夕里子）
問い合わせ：Hondaお客様相談センター TEL：0120-086819
取材・文／青木タカオ 撮影／大村聡志
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