『岩田 壮平展 ○』
【東京展】 2023年11月8日(水)→ 13日(月):日本橋高島屋S.C.本館 6階美術画廊
【大阪展】 2023年11月22日(水)→ 27日(月):大阪高島屋 6階美術画廊
【京都展】 2023年12月6日(水)→ 11日(月):京都高島屋 6階美術画廊
【横浜展】 2023年12月20日(水)→ 25日(月):横浜高島屋 7階美術画廊
名古屋展】2024年1月10日(水)→ 16日(月):ジェイアール名古屋タカシマヤ 11階美術画廊

名古屋展のみ最終日は午後4時閉場

「六々𩵋」 72.8×72.8cm

 高島屋では、日本画家・岩田壮平氏の3回目となる個展を、日本橋・大阪・京都・横浜・ジェイアール名古屋の5店舗で開催いたします。
『咲き誇る花もやがては枯れて土に還る運命を背負っています。』本展では、生命や宇宙の循環を示唆する「○」をタイトルに新作を展開いたします。『茶道雑誌』12か月分の表紙原画、高島屋の2023年度中元・歳暮ビジュアルの原画作品を含む大作から小品まで新作約50作品を一堂に展観いたします。

 岩田氏は、1978年愛知に生まれ、2002年金沢美術工芸大学大学院を修了。日展を軸足に様々なグループ展や個展で発表を続け、その斬新なオーラを放つ華やかな作品で早くから美術界の注目を集め、2015年には日本画の登竜門、第6回東山魁夷記念日経日本画大賞展大賞を受賞しました。現在は武蔵野美術大学造形学部日本画学科教授として後進の育成にも努めています。
 3歳から始めた華道や、幼少期の故郷での日本画体験により培われた繊細かつ鋭敏な感受性と死生観によって、単にモチーフを活写することに終始せず、自然の摂理や世の事象が孕む両義性など、一輪の花の絵の中にも作家の深遠な思想が込められます。また、西洋の海外理論を受容しつつも「現代の日本画表現はどうあるべきか」を常に考え、独自のスタイルを実践しています。濃度の異なる絵具同士が混じり合う際の偶発的な流動痕による日本絵画の伝統的描画法“たらしこみ”を特徴的に駆使し、その装飾的造形性を依り代に、自身の携えるコンセプトとの両立を目論み描かれた花や空間は、色彩と造形の溶解と融合を鮮やかに繰り返し、二次元と三次元、時間の流れの中でしなやかに越境していきます。

 伝統的な表現や岩絵具の特性を活かしながら、世界に発信し得る日本画のポテンシャルを魅せる、進化し続ける岩田芸術の現在到達点「○」をぜひご高覧ください。

  • 展観作品一例

「ハナ ト カヂツ』 72.8×72.8cm
「Swirl of roses」 径 65.2cm

               

「朱頂蘭」 33.3×53cm
「香雪」 45.5×27.3cm
  • ギャラリートーク

日本橋店:2023年11月11日(土) 午後3時~
■大阪店 :2023年11月25日(土) 午後3時~
■京都店 :2023年12月 9日(土)  午後3時~
■横浜店 :2023年12月23日(土) 午後3時~

配信元企業:株式会社高島屋

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