総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2023年9月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。

  • 調査結果

【応募件数の目安】
正社員希望者では「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」が51.7%で最多

パートまたはアルバイト希望者では「2~5件」が37.4%で最多

希望する雇用形態によって一人当たりの応募件数に差

正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」58.4%、「社会保険に加入できるから」42.7%、

「自身のキャリア(仕事経験や意識・技術等)を維持・向上したいから」31.5% 

【パート・アルバイトを希望する理由】

「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」57.0%、「生活との両立を図りたいから」34.8%、

「すぐに働き始めたかったから」23.0%

非正規雇用希望者の社会保険加入希望】

社会保険加入有無はこだわっていない」40.3%、

社会保険に加入できる仕事につきたい」32.7%、

社会保険が適用にならない職場、範囲で働きたい」14.7%

  • 調査概要

調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2023年9月1日9月30日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人

調査方法:インターネット調査

調査主体:株式会社アイデム

調査期間:2023年9月2日10月5日

有効回答:419

※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります

※ 本ニュースリリースは調査全文の一部を抜粋しているため、調査全文をご希望の際は、

下記のウェブサイトからダウンロードしてください。

https://apj.aidem.co.jp/enquete/

  • 調査結果の詳細(一部抜粋)

【回答者プロフィール】

【応募件数の目安】
正社員希望者では「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」が51.7%で最多

パートまたはアルバイト希望者では「2~5件」が37.4%で最多

希望する雇用形態によって一人当たりの応募件数に差

求人に応募した人に、今回の求職活動期間の中で、求人に応募する件数の目安があるかどうかきいた。全体では、 「件数に目安はなく、良い条件があれはすべて応募したい」 が最も多く38.4%、次いで「2~5件」が32.0%、「1件だけ」が23.2%、「6~10件」が6.0%、「11件以上」が0.5%となった。「1件だけ」以外を選んだ割合は全体の四分の三となった。希望雇用形態別にみると、「正社員」では、「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」の割合は51.7%となり、 パートまたはアルバイト希望者よりも目安を設けていない割合が高い。「パートまたはアルバイト」では「1件だけ」が27.4% 、「2~5件」が37.4%で、応募件数に目安を設けて活動している人が多い。

正社員を希望する理由】
「将来にわたって安定して働きたいから」58.4%、「社会保険に加入できるから」42.7%、

「自身のキャリア(仕事経験や意識・技術等)を維持・向上したいから」31.5% 

求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかを聞いた(複数回答)。最も多かったのは「将来にわたって安定して働きたいから」で58.4%、次いで「社会保険に加入できるから」が42.7%、「自身のキャリア(仕事経験や意識・技術等)を維持・向上したいから」が31.5%となっている。

性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「自身のキャリアを維持・向上したいから」が18.1pt、「他の雇用形態より教育制度が充実していると思うから」が12.3pt、「興味のある仕事が正社員での募集だったから」が9.1pt高くなった。気になる職業や、関心のある仕事のスキルアップのために正社員を希望している人が多い。

一方、「女性」のほうが「男性」よりも「将来にわたって安定して働きたいから」が22.1pt、「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が12.0pt高くなった。特に安定して働きたいという意向は約7割の人が支持している。

【パート・アルバイトを希望する理由】

「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」57.0%、「生活との両立を図りたいから」34.8%、

「すぐに働き始めたかったから」23.0%

求人に応募した、パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態を希望するのかを聞いた(複数回答)。最も多かったのは「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」で57.0%、次いで「生活との両立を図りたいから」が34.8%、「すぐに働き始めたかったから」が23.0%となった。

性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「すぐに働き始めたかったから」と「気楽に働きたいから」が14.3pt、「一定期間で計画的に働けるから」が9.3pt高くなった。一時的にできる仕事を探している人が多いようだ。

一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が17.7pt、「正社員としての職が得られないから」が12.2pt、「生活との両立を図りたいから」が9.8pt高くなった。収入や働く時間に制限がある人と、希望の雇用形態での勤務がかなわずパート・アルバイトを選んでいる人が混在していることが伺える。

非正規雇用希望者の社会保険加入希望】

社会保険加入有無はこだわっていない」40.3%、「社会保険に加入できる仕事につきたい」32.7%、

社会保険が適用にならない職場、範囲で働きたい」14.7%、

求人に応募した人のうち、非正規雇用を希望する人(パートまたはアルバイト契約社員または嘱託社員、派遣社員の計)に、社会保険への加入希望をきいた。

非正規希望計では、「社会保険に加入できる仕事につきたい」が32.7%、「社会保険が適用にならない職場、範囲で働きたい」が14.7%、「社会保険加入有無はこだわっていない」が40.3%となった。

同様の調査を実施した2022年8月の結果と、同じく2021年10月の結果とを比べた。希望内容の割合が大きく変動することはなかったが、「社会保険が適用にならない職場、範囲で働きたい」との回答は年々減少している。また、過去2年間と比べると「わからない」と回答した割合が高い。今話題になっている年収の壁解消に向けた取り組みによって、対応を決めかねている人もいる可能性がある。

年代別に回答結果をみてみると、「社会保険に加入できる仕事につきたい」は「50代」で最も高く43.3%に上り、いわゆる壁を気にせず働きたいという人が多いようだ。一方、「社会保険が適用にならない職場、範囲で働きたい」は、「40代」が24.3%で、他の年代よりも高くなっていた。「60代」では、「社会保険加入有無はこだわっていない」が53.0%で半数を超えている。「30代以下」は制度を知らない学生等も含まれていることもあってか「わからない」が46.3%と半数近くに上り、制度の認知に他の年代より課題がありそうだ。

  • 調査・分析担当者のコメント

9月のアンケートでは、非正規雇用を希望する方に社会保険の加入希望についてきいています。

全体では、「社会保険に加入できる仕事につきたい」が32.7%、「社会保険が適用にならない職場、範囲で働きたい」が14.7%、「社会保険加入有無はこだわっていない」が40.3%となりました。昨年、おととしの同時期に同様の調査を実施しており、今回の結果では今までで最も「社会保険が適用にならない職場、範囲で働きたい」の回答率が低い結果となりました。また、「わからない」の割合は今までで最も高く、対応を決めかねている人が例年より多いようです。

<株式会社アイデム 会社概要>

アイデムは1970年の新聞折込求人紙に始まり、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、逆求人型新卒採用サイト「JOBRASS新卒」、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった時代の変化にも対応した採用支援だけでなく、労働雇用状況や社会の課題にも目を向けた調査分析、情報提供を行っています。これからもアイデムは、人と企業をつなぐ人材サービスを展開していきます。

〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 電話/03-5269-8711(代) https://www.aidem.co.jp

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