キャサリン皇太子妃が英ロンドン北部を訪問し、子育て中の父親達を支援する団体の活動に参加した。この日はあいにくの雨に見舞われたこともあり、皇太子妃は防水性に優れたジャケットとアンクル丈のジーンズブーツを合わせたカジュアルな装いで現れた。現地では幼い子どもを連れた父親達と対面し、地元のパブや公園で親同士が交流する“パパ・ウォーク”を楽しんだ。

キャサリン皇太子妃は現地時間1日、ロンドン北部のアーノス・グローブ地区にある父親の支援団体「Dadvengers(ダッドベンジャーズ)」を単独訪問した。

同団体は、地域社会のために設立した“コミュニティ企業”と呼ばれる特殊な有限会社で、父親の孤立を減らすためにアドバイスを行うほか、父親たちが交流できるオンラインチャットや、実際に交流を楽しむ“パパ・ウォーク”などを開催している。

この日、現地を訪れたキャサリン皇太子妃は、幼い子どもを持つ父親達が対面する “パパ・ウォーク”に参加した。

まず皇太子妃は地元のパブ「アルノス・グローブ・アームス」を訪れ、集まった親子のグループと対面した。皇太子妃は、今年1月にローンチした幼児期の重要性にスポットライトを当てる啓発キャンペーン「シェイピング・アス(Shaping Us)」の一環として、子どもの幼児期に父親が果たす役割について話し合った。

その後、幼い子ども達を屋外の遊具で遊ばせるため、ベビーカーを押す父親達と一緒に地元にある公園へ歩いて向かった。

当日はあいにくの雨に見舞われ、公園内には水たまりもできていた。そのことを事前に考慮したのか、皇太子妃はカジュアルな装いで現地を訪れていた。

皇太子妃が着ていたのは、王室御用達ブランド「Barbour(バブアー)」による防水性と保湿性に優れたカーキ色のオイルドジャケットだ。その下には白と黒の横縞セーターを着て、アンクル丈のストレートデニムに黒いアンクブーツを合わせていた。

英メディア『Daily Mail Online』によると、一行が公園内にあるプレイグラウンド(遊具のある遊び場)の入り口に到着すると、キャサリン皇太子妃が小さなゲートを開けて待ち、ベビーカーを押す父親達を入場させたという。

父親達は「ご親切に。ありがとうございます」と感謝を述べるなどして、皇太子妃の前を通り過ぎたそうだ。この後には、参加した女性がゲートを持つ番を代わると、皇太子妃は父親達の散歩に加わり、会話をしながら歩き続けた。

プレイグラウンドに到着後は、皇太子妃が遊んでいる子ども達に話しかける場面もあったという。

英メディア『Hello!』によると、皇太子妃は遊び場でしゃがみ込むと、花柄のレインコートと長靴を履いた女の子に「あなたの縞模様のタイツ、素敵ね」と話しかけたそうだ。

この日、横縞のセーターを着ていた皇太子妃は、「私も縞模様のタイツをはいてくれば良かったわ」と付け加えたという。

画像は『The Royal Foundation Centre for Early Childhood 2023年11月1日付Instagram「A rainy but great day with @dadvengersofficial」』『The Prince and Princess of Wales 2023年11月1日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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