TOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」の期間限定コーナー「ぼっち・ざ・LOCKS!」に、声優の青山吉能さんが登場。アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』で後藤ひとり役をつとめた青山さんが、4日間にわたってリスナーに声を届けます。

3日目となる11月1日(水)の放送では、作中で結成されたバンド・結束バンドで披露された楽曲を振り返りました。11月22日に発売されるブルーレイ&DVD『結束バンド LIVE-恒星-』にも収録される「あのバンド」と「転がる岩、君に朝が降る」についてのコメントを紹介します。



青山:今年の5月に開催された結束バンドによる初のワンマンライブ『結束バンド LIVE-恒星-』が11月22日ブルーレイ&DVDで発売になります。

ぼっち・ざ・ろっく!』は何がすごいって……アニメの描写とか演奏シーンとかもすごいし、私たち声優陣もなかなか大健闘したんですが、何といってもやっぱり音楽がすごいっていうのがありまして!

結束バンドのアルバム(『結束バンド』)はですね、オリコンの2023年上半期ランキング(「作品別売上数部門」デジタルアルバムランキング)で首位、1位をとったり、Billboard JAPANのダウンロードアルバムチャートでも1位をとったり。なんだかすごく音楽がバズっている、という言い方をしてもいいのかな。すごくいろんなところで聴いていただいたり、「好き」って言っていただける機会があったなって思います。

今夜は、『結束バンド LIVE-恒星-』(と収録楽曲)を振り返っていきたいと思います。



――「あのバンド」を聴きながら……

青山:この曲は、『ぼっち・ざ・ろっく!』の中でもすごくかっこいい曲になっています。サビの歌詞が「目を閉じる」から始まるんですけど、結構珍しいというか。作中で結束バンドの曲は後藤ひとりが作詞を全て担当しているんですけど、普通サビって開けていくものなのに、どんどんどんどん内向的になっていくっていうのが、すごく後藤ひとりだな!って感じました。ドラムカッコいい感じとかがね、結束バンドらしいな~、って感じられる1曲だなと思います。

音楽的にボーカリストの点でいうと「目を閉じる」の“るー”(「う」母音で)でサビを伸ばすことってないんですよ。普通は“あー”とか“えー”が多いのに、“るー”ってっていうのがすごく珍しくて。あらためて、ボーカル喜多ちゃん役の長谷川育美さんのボーカル力がなんて高いんだ! って思わせる、そんな曲になっております。


――「転がる岩、君に朝が降る」を聴きながら……

青山:この曲は、『LIVE-恒星-』でまさかのアンコールに弾きながら歌ったんです。あの時の緊張がすごく思い出されます……! 今でも左手が震えそう。「押さえたところ間違ってないかな?」「1フレットずつずれてないかな!?」みたいな(笑)。すごく緊張感のあるライブだったな、って思います。ギターを持って出てきた瞬間の、みんなの「うお〜!?」っていうハテナマークのついた歓声忘れられないんだよね。あれ本当に嬉しかったな~。

この後のソロパートももちろん弾かせていただいたんだけど、そこで「弾いた〜!!!」の歓声もあって。「やっぱ、声出しのライブって最高〜!」って思いましたね。ブルーレイにもみんなの声が超入ってると思うから、音量MAXにして聴いてほしいなって思いました。


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11月1日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年11月9日(木)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/



アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』から実際のステージへ!声優・青山吉能「今でも左手が震えそう」