猫は芸を仕込むのが難しいといわれているが、個体差が大きく、中にはとてつもない能力を発揮する子もいる。訓練次第ではなわとびを飛ぶことも可能なのだ。
もともと身体能力が高いため、いうことを聞いてくれさえすればなんでもできそうだが、その「いうことを聞かせる」のが難しい。
そんな中、13歳の猫、キットカット(Kit Kat)が見事なジャンプで、1分間に9回、なわとびを飛ぶことに成功し、ギネス世界記録を樹立した。
犬のように連続で飛ぶことはできないが、1分間に9回も、飼い主の言うことを聞いてくれたわけで、気まぐれキャッツの汚名返上となったようだ。
Most skips by a cat in one minute - 9 by Kit Kat
アメリカ、ミズーリ州で暮らすオス猫、キットカット(Kit Kat)は、飼い主のトリシャ・サイフリードさんが回すなわとびの中に入って一緒にジャンプし、1分間で9回、なわとびを飛ぶことに成功した。サイフリードさんによれば、キットカットは生後6か月の時には、なわとびができるようになったそうで、農場で開催されるイベントで、多くの観客の前でその技を披露していたという。
キットカットがなわとびを飛ぶのを見た観客は、猫は訓練できない生き物のはずでは?と皆びっくりしていたという。
犬のように連続で飛べるわけではないが、それでも1分間、指示を守りながら9回も飛ぶことができるのだから猫としてはすごい。
なわとびは間違いなくキットカットの履歴書の特技欄に書き込めるほどの印象的な技で、本当はもっと高く飛べるのだという。
だが、サイフリードさんは、キットカットの年齢に考慮して彼の跳躍を最小限に控えているそうだ。
そんなキットカットの最近のお気に入りの技はハイタッチなのだという。彼はイベントに出場し、多くのファンたちとハイタッチをするのを楽しんでいるそうだ。
キットカットが芸達者なのはサイフリードさんの上手な訓練によるところも大きいだろう。
事実彼女は、動物たちのトレーナーであり、テレビやCM、映画、ネットなどに出演する動物たちの訓練を行っているという。
キットカットも芸能活動を行っており、キャットフード「フリスキーズ」のSNSキャンペーンと「ジミー・キンメル・ライブ!」への出演を果たしたそうだ。
written by parumo
コメント