アトレティコ・マドリーは3日、ラ・リーガ第12節でラス・パルマスと対戦し1-2で敗戦した。

前節のアラベス戦を前半の2ゴールで逃げ切り、リーグ戦6連勝を飾った3位アトレティコ(勝ち点25)は、その試合のスタメンからサウールバリオスを起用した以外、同じスタメンを継続した。

公式戦2連勝中の10位ラス・パルマス(勝ち点14)に対し、アトレティコは22分に最初の決定機を迎える。グリーズマンのスルーパスでDFの裏抜け出したリケルメがボックス左深くまで切り込みシュートを放ったが、GKの股下を狙ったシュートはGKバジェスのセーブに阻まれた。

一進一退の展開が続く中、互いにシュートまで持っていけない状況が続く。アトレティコは33分にバイタルエリア中央手前でボールを拾ったデ・パウルが強烈なロングシュートでゴールに迫ったが、これは相手GKに正面でキャッチされた。

ゴールレスで迎えた後半、アトレティコは立ち上がりの51分に失点する。左サイドライン際でこぼれ球を奪ったカルドナのパスをボックス左で受けたモレイロが折り返しを供給すると、ペナルティアーク手前に走り込んだキリアンロドリゲスがミドルシュート。これがゴール左隅に吸い込まれた。

先制を許したアトレティコは、60分にコケとグリーズマンを下げてM・ジョレンテとアンヘル・コレアを投入。さらに65分には、ヴィツェルとデ・パウルを下げてヒメネスとサウールピッチに送り出した。

積極的な交代策で流れに変化を加えようとしたアトレティコだったが、75分に再び失点する。自陣中盤でのボールロストからショートカウンターを受けるとムニルのラストパスをボックス左で受けたB・ラミレスがニアサイドに強烈なシュートを突き刺した。

2点を追う展開となったアトレティコは83分、ガランの投入でポジションを右サイドに移したリケルメが供給したクロスからゴール前に走り込んだモラタが右足ボレーでゴールネットを揺らし、1点を返す。

さらに後半アディショナルタイム1分にも、バリオスの強烈なミドルシュートのこぼれ球に反応したモラタが、GKバジェスをかわしボックス左の角度のない位置から左足で狙ったが、シュートはクロスバーを叩いた。

結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。アトレティコリーグ戦連勝は「6」でストップした。

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