インテルは4日、セリエA第11節でアタランタと対戦し2-1で勝利した。

リーグ戦4試合負けなしで首位に立つインテル(勝ち点25)は、テュラムの決勝弾で辛勝した前節のローマ戦から先発を1人変更。バストーニに代わりアチェルビが先発メンバーに名を連ねた。

前節エンポリに完勝した4位アタランタ(勝ち点19)に対し、立ち上がりから一進一退の攻防を繰り広げるインテルは20分にピンチ。ボックス右から侵入したザッパコスタのクロスのクリアボールをボックス左のルッジェーリがダイレクトボレーで狙ったが、これはゴール右に外れた。

前半半ばを過ぎてもシュートを1本も打てない苦しい展開が続くインテルは、30分にアクシデントに見舞われる。ザッパコスタの右クロスをクリアしようとしたパヴァールがルックマンとの接触で左ヒザを負傷。治療を受けるもプレー続行不可能となり、ダルミアンが緊急投入された。

不運な形で交代カードを切ったインテルだったが、38分に生まれた最初の決定機でスコアを動かす。チャノハノールのロングスルーパスに反応したダルミアンがボックス右深くで飛び出したGKに倒されてPKを獲得。これをチャノハノールがゴール左隅に突き刺した。

迎えた後半、先にチャンスを迎えたのは1点をリードするインテル。54分、バレッラの右クロスのクリアボールをボックス左のディマルコがシュート。さらに相手DFがブロックしたこぼれ球をボックス左手前で拾ったアチェルビがクロスを供給すると、ゴール前のラウタロ・マルティネスがヘディングシュートで流し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。

追加点のチャンスを逃したインテルだったが、57分に再びネットを揺らす。敵陣でボールを奪ったムヒタリアンのパスを受けたラウタロ・マルティネスがボックス左からコントロールショットをゴール右隅に突き刺した。

2点を追う展開となったアタランタだが、すぐに反撃。61分、相手ボックス内でディマルコからボールを奪ったルックマンの折り返しをスカマッカがゴールに流し込んだ。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。終盤には途中出場のトロイが2枚目のイエローカードで退場となるなど、数的優位を得たインテルが危なげない試合運びでクローズ

上位対決を制したインテルリーグ戦3連勝で首位を堅守している。

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