ブンデスリーガ第10節、ドルトムントvsバイエルンデア・クラシカーが4日に行われ、0-4でバイエルンが圧勝した。

前節フランクフルト引き分けて連勝が5で止まった4位ドルトムント(勝ち点21)は、3日前に行われたDFBポカールではホッフェンハイムを1-0で退けた。そのドルトムントはフュルクルクを最前線に、2列目に右からロイス、ブラント、マレンとする[4-2-3-1]で臨んだ。

一方、10人同士の対決となった前節ダルムシュタット戦を後半の8発で圧勝とした2位バイエルン(勝ち点23)だったが、3日前のDFBポカールでは3部チーム相手にまさかの敗退。そのバイエルンは負傷したデ・リフトに代わって戦列に戻ってきたウパメカノがスタメンに復帰。最前線にケイン、2列目に右からコマン、ムシアラ、サネと並べるこちらも[4-2-3-1]で臨んだ。

試合は開始4分に動く。サネの右CKからウパメカノがヘディングシュートを叩き込みバイエルンが先制した。

さらに9分、バイエルンが一気にリードを広げる。ロングカウンターに転じた流れでゴレツカが持ち上がってスルーパス。ボックス左のスペースを突いたサネのクロスをケインが押し込んだ。

早々に2点を追う展開となってしまったドルトムントがボールを握るも、シュートまで持っていくことはできない。

逆にショートカウンターを虎視眈々と狙うバイエルンは36分にゴレツカがバイシクルシュートで、2分後には再びゴレツカがヘディングシュートで牽制した。

厳しいドルトムントは追加タイム2分にこの試合最初の決定機。しかしブラントの左クロスに合わせたマレンのシュートはわずかに枠を捉えきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。

迎えた後半、開始30秒にムシアラが3点目に迫ったバイエルンは、58分にもビッグチャンス。しかしボックス内からのサネのシュートは再びGKコベルの好守に阻止される。

64分にもGKコベルがムシアラのゴール至近距離からのシュートを止めて首の皮一枚つながったドルトムントだったが、72分に終戦。コマンがムシアラとのワンツーで右サイドを突破。クロスを受けたケインがGKとの一対一を制した。

結局、追加タイムにケインが2試合連続ハットトリックを達成したバイエルンが4発快勝。優勝を争う可能性のあるドルトムントを粉砕した。

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