局内で、プッシュされる美女アナの大幅入れ替えが判明したのがテレビ朝日だ。「週めくりカレンダー2024 アナウンサーズ」の表紙には、何と田中萌アナ(32)の姿があった。

 同局でバラエティー番組を担当する構成作家が驚きを隠せない様子で語る。

「系列局であるオンライン放送のABEMAでニュース番組を担当していますが、16年末に発覚した〝アナウンス部内不倫〟以降、いまだ地上波では干され続けていますからね。表紙に起用されるとは思いませんでした。『みそぎは終わった』という局の見解が反映されているのかも」

 そもそもテレ朝は、9月から産休に入った弘中綾香アナ(32)の長すぎる〝一強体制〟から脱却を図っているように見える。

「そのキーパーソンとして田中アナが浮上するのは理にかなっています。彼女は進行力、トーク力、容姿とも抜群ですが、排除され続けてきたことから、現場では無冠の帝王と呼ばれる存在。年明けから一気に地上波を席捲するかもしれませんね」(構成作家)

 田中アナ以外に注目されるのは‥‥丸山氏の見立てはこうだ。

「30代の中堅アナと20代の若手アナをバランスよく配置している印象です。入社3年目の森山みなみアナ(25)、2年目の鈴木新彩アナ(23)は局が『もっと知名度を!』という感じでイチオシなのでしょう」

 ただ丸山氏は、「次の看板美女」には、今春「報道ステーション」のMCに抜擢された安藤萌々アナ(25)を挙げる。

「年の初めでカレンダーを見る機会が多い1月ばかりか、夏休みでこれまた日程が気になる8月にも掲載されています。局から次期エースとして期待されていることが見て取れますね」

 新年度の季節となる4月には、ママさんアナとして第一歩を踏み出す弘中アナが掲載されている。同じく丸山氏が続ける。

「局としては結婚後も重要視していることを示すことで『フリーに転向せず、心機一転して局に残り続けてね』といった意味合いもあるのでは。同じく4月に掲載されている渡辺瑠海アナ(26)も『報ステ』から『サンデーステーション』のMCになったように、報道を支える逸材として期待されているから。ここには新社会人に訴えかける意味合いもあるのでしょう。いずれにしても、局が期待を寄せるツートップであることは間違いありません」

 また、看板アナから除外されかねない人物も浮き彫りになった。

「意外だったのは斎藤ちはるアナ(26)が11月という、割と地味なポジションだけしか掲載されていないこと。森山アナと同じく、朝の顔としていい仕事をしているだけに、もっと重用されてもよさそうな気がします。朝の担当で忙しくて撮影時間が取れなかったのか、私生活の恋愛模様があまりよく思われていないのか‥‥」(丸山氏)

 カレンダーの〝予言〟は当たるのか。24年に向けて女子アナ界から目が離せない。

アサ芸プラス