井ノ原快彦、東山紀之

10月31日、SMILE-UP.(スマイルアップ、旧:ジャニーズ事務所)所属タレントの新エージェント会社にコンサルティング会社「スピーディ」の福田淳社長が就任すると報じられた。課題が山積みのスマイルアップがどのように変わっていくか注目される。

そんな中、11月に3度目の記者会見が行われる可能性が取りざたされていて…。

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■東山紀之が兼務する予定だったが…

ジャニーズ事務所は、創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、10月17日に「スマイルアップ」に社名変更した。今後、同社は被害者への補償のみを業務とし、所属タレントは11月中に設立される新会社に移籍する。

新会社ではタレントとエージェント契約を結び、その活動をサポートしていく。当初、スマイルアップの社長を務める東山紀之が新会社の社長も兼務する予定だったが、「スピーディ」の社長・福田氏に白羽の矢が立ったのだ。

福田氏は、女優・のんのエージェントを務めており、手腕が注目される。

 

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■3度目の会見を実施する可能性

着々と新体制に移行するスマイルアップ。そんな中、あるテレビ局関係者は、「業界内では3度目の記者会見があるのではないかと言われています。福田氏の社長就任、エージェント契約の詳細を発表する場が設けられることも考えられますよ」と話す。

スマイルアップは9月と10月に会見を行った。ただ、10月12日ネットメディアJ-CASTニュース」が、今後会見を開く予定はあるかスマイルアップに取材したところ、同社から「次回の記者会見の開催も検討しております」という回答があったことを報じている。

前出のテレビ局関係者は、スマイルアップが3度目の会見を検討する背景に関して、こう推察する。「10月の会見では、特定の記者を指名しないようにする『NGリスト』があったことが発覚しました。このリストは、会見を運営していたコンサル会社の判断で作成されたものでしたが、スマイルアップ社に対する批判の声があがり、さらにイメージが悪化しました。3度目の会見を開き、イメージ回復を図りたいのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)。

 

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■「11月中旬以降」の可能性

仮に、記者会見を行なうのであれば、いつ頃になるだろうか。前出のテレビ局関係者は、「あくまで予想ですが…」と前置きしてこう続ける。

「11月中旬になりそうです。10月8日から東山さんの主演舞台『チョコレートドーナツ』が上演されています。10月31日に東京公演を終え、11月3日から大阪、熊本、宮城で上演し、11月23日の愛知公演で千秋楽を迎えます。東山さんは年内で芸能界から引退することを表明しているので、彼にとって最後の主演舞台となります。大仕事を終えたタイミングで会見を開くことが考えられます」(前出・テレビ局関係者)。

スマイルアップの社長である東山の出席は必須であろう。会見を実施するかも含め、現在協議を重ねているのかもしれない。

3度目の会見は実施されるのか──。今後の動向に注視したい。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。

旧ジャニーズ、11月に「3度目の記者会見」の可能性 “NGリスト騒動”が後を引いて…