インテルイタリア代表DFマッテオ・ダルミアン(33)の契約期間が1年延びるようだ。イタリアカルチョメルカート』が伝えている。

ミランの下部組織で育ったマルチロールな守備職人・ダルミアン。かつてマンチェスター・ユナイテッドでもプレーした33歳は2021-22シーズンのインテル加入後、1年目から公式戦36試合、昨季も48試合に出場と、派手さはなくとも縁の下の力持ちとしてチームを支えている。

本職は右サイドバックか右ウイングバックだが、昨季途中からセンターバック起用が増え、フランス代表DFバンジャマン・パヴァールが加入した今季も公式戦14試合中12試合でプレー。常時スタメンではなくとも必要不可欠な存在だ。

また、来月で34歳を迎えるベテランだが、目立った衰えもなし。今年2月に契約を2024年6月まで1年間延長した際は、2025年6月までの1年間の延長オプションも付帯。経営陣はダルミアンの一貫性に大きな信頼を寄せており、ほぼ間違いなくこの延長オプションを発動するとのことだ。

ただ、ダルミアンは4日のアタランタ戦(2◯1)で先発出場も、左ヒザを痛めて33分に途中交代。どうやら年内の復帰は難しそうだという。信頼のおけるマルチローラーなだけに、万全の状態でピッチに帰ってきてほしいところだ。