日本の革新的制度マイナンバー。毎月毎月ほころびが出てきている。普通の健康保険証を廃止してまで何をしようとしているんだろうと思う。病院で安くなる額は、筆者が行った皮膚科の医師は「6円くらいだけどさ~」と言っていた。今どき、6円で何が買えるんだろう。あ~レジ袋Lな。

 韓国では、マイナンバーの上を行く制度が来年から運用される見込みだ。カカオトークなど民間のネットサービスを通して公共機関のウエブサイトにログインできる。簡単な行政手続きはネットで完了とか。日本のコンビニでマイナンバーを使って住民票を取るに似ている(二部頼んだ時は、しばらく時間が過ぎてから二部目が出てくるので待ちましょう、後ろの客に個人情報が洩れます)。

 ただ、ログインはできるものの、連動アカウントエラーの場合は、行政もネット会社も責任を負わない。自己責任だ。情報が流出しても、それも自己責任。 そもそも、韓国独自のカカオトークの中身は韓国政府に把握されているし(韓国発祥と言われるLNEも、在日二世がトップの電話会社とくっつくから、今よりも情報は韓国側に流れるだろうし)。

 困るのは、マイナンバーのごとく、国が予算をかけて利用者が望む認証方式での公共ウェブやアプリにログインできるサービスを構築している。国が絡んでくると、自己責任のトラブルが激増してくる。そして国が特に使いたい業者も潤うし。

 ノージャパンだから、マイナンバーのトラブルは韓国には伝わっていないのか。他人に悪用されたりするって、自分に便利よりも下なのかと思ってしまう。十分トラブルを味わってみてください。

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