原田泰造が、2024年1月6日(土)スタートのドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)にて主演を務めることが分かった。同ドラマは、LINEマンガの人気作品の実写化で、原田は古い価値観を持ったカタブツの“おっさん”・沖田誠役を演じる。

【写真】パンツを手に険しい顔で何かを言っている原田泰造“誠”

■古い価値観を持つ“おっさん”・誠が古い常識をアップデートし成長していく

練馬ジムによる原作は、LINEマンガで国内累計閲覧数5,240万回以上の話題作で、幅広い読者から多くの共感を呼び、「おっパン」の略称で親しまれている。「男は男らしくあるべき!」という古い価値観を持つ誠(原田)が、ゲイの青年やキャラの濃い登場人物たちと交流し、悪戦苦闘しながら古い常識をアップデートし成長していくハートフルホームコメディー。

原田泰造コメント

まずは今回、「おっパン」のオファーをいただき、とてもうれしかったです。原作と台本を読み、すごく面白いな!ぜひやりたい!と思いました。

家族や同僚と距離が生まれてしまい、それに悩む主人公の堅物のおじさんが、ゲイの青年との出会いをきっかけに、ゆっくりですが、一歩一歩とアップデートしていく様が面白い。演じていても、すごくやりがいがあります。

他のキャストの皆さんもキャラクターがとても濃いので、みんなで一緒に作り上げる「おっパンワールド」を、視聴者の方々もぜひ一緒に楽しんで、「おっパン」のファンになっていただきたいです!

主人公の誠だけでなく、みんながそれぞれ自分なりにアップデートし、お互いの「好き」を肯定する、観ていて気持ちが優しく、じんわり明るくなるドラマです。

「おっパン」を観て、視聴者の皆さんも何かをアップデートするきっかけになれば、すごくすごくうれしいです。ぜひご覧ください!

■原作者・練馬ジムコメント

ネーム担当

ドラマ化してくださってありがとうございます。自分達の「こうあってほしい」を描き始めてそれがドラマという形になり、たくさんの人達が関わってくださることにとても驚いています。転がり続けるけどただじゃ起きない、何かひっつかんで立ち上がる主人公・誠を原田さんが演じてくださるのをとても楽しみにしております!

作画担当

いまだに自分達の作品がドラマ化することに実感が湧きません。主演が原田泰造さんだと聞いたときはすごく驚きましたが、原田さんが主人公の誠を演じている姿がすごくリアルに想像できて嬉しかったことを覚えています。

自分達が描いたキャラクターを実際に俳優の皆さんが演じてくださるなんて、本当に初めてのことなのでワクワクもドキドキもあります。中でも漫画の中でかなりコミカルに動いているカルロスがどう表現されるのか、とても楽しみです。

LINEマンガでたくさんの読者さんからコメントをいただいたからこそ、ドラマ化という素晴らしい機会をいただけたと思っています。原作とは違うシーンがあったり、俳優さんの演技でキャラクターに新しい魅力が加わったり、すでに読んでくださっている方もそういった違いを楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。私達も一視聴者としてとても楽しみです。

東海テレビ・松本圭右プロデューサーコメント

おとなになると、自分で自分を変えられなくなります。

つい、自分の「常識」でものごとを判断してしまいます。

ぱっと見で人のことを決めつけてしまったりもします。

んー。これはまずい…自分をアップデートしなければ!

この物語は昭和の“おっさん”が新しい“常識”と出会い、少しずつレベルアップしていくロールプレイングドラマです。LGBTQ、推し活、二次元 LOVE、メンズブラ…今の時代、昭和を生きてきた“おっさん”から見れば理解不能なことも多いのかもしれません。

そこで「自分とは関係ない」と扉を閉じてしまうのか、「今の

時代を理解しよう」と飛び込むのか…その意味で、主人公の誠は勇気ある勇者なのだと思います。「自分は変われる」と信じた勇者なのだと。

不器用だけれど家族を愛し、ダメダメだけれど変わろうと努力する誠を原田さんに演じていただき、誠の行動に時にダメ出しをしながら、時に一緒になってドキドキしていただきながら、中年男のゆるやかな成長物語を視聴者の皆様に楽しんでいただければ幸いです。

くしくも“おっさん”の冠を持つ超人気作と同時期の放送。偉大な先輩の胸を借りるつもりで、約3カ月の放送を走り切りたいと思います。そして、あの作品と同じように“おっパン”も皆様に愛される作品になれば幸せです!

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」ストーリー

このドラマの主人公は、世間の古い常識・偏見で凝り固まったひとりの中年男・沖田誠(51)。家族からは「堅物」と嫌われ、デリカシーのないその言動は会社の部下からも敬遠されている。だが、彼は彼なりに自分の信じる道を突き進んできた。それが「たった一つの正解」だと信じて。

そんな彼に転機が訪れる。高校生の息子が3カ月前から引きこもってしまったのだが、家に連れてきた友人がゲイだと分かり、誠は反射的にその友人を否定してしまう。

そんな誠に息子が告げたひと言に、誠はショックを受ける。

「僕は…お父さんみたいな人には絶対なりたくない!!」

家族がいるから、満員電車にも日々の仕事にも踏ん張れた。なのに…愛する息子に全否定された誠は落ち込む。俺だって好きでこんな自分になったんじゃない――。

そんな誠に、息子の友人・大地がある提案をする。

「お父さん、俺と友達になれませんか?」

偏見だらけのアラフィフのおっさんに、二回り以上年下のゲイの友達ができたことで、彼の「常識」がアップデートされていく。

愛する家族のため、そして、周囲の愛すべき仲間たちのため、誠の奮闘劇が始まる。

カタブツの“おっさん”・沖田誠役を演じる原田泰造