チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節を間近に控えるミランで、戦線離脱中の3選手がチームトレーニングに復帰したようだ。5日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 今シーズンのミランセリエAで3位につけているものの、“死の組”とも形容されるCL・グループFでは苦戦が続いている。第1節のニューカッスル戦および第2節のドルトムント戦をともにスコアレスドローで終えると、第3節はパリ・サンジェルマンPSG)に0-3で完敗。グループステージ日程の半分を消化し、ノーゴールでの未勝利で最下位に沈んでいる。

 直近では負傷者続出の影響もあり、公式戦4試合未勝利と調子を落としているミラン。現地時間7日に控えるCL・グループF第4節では本拠地『サン・シーロ』にてPSGと対戦予定。逆転での決勝トーナメント進出に向けては、何としても勝ち点『3』が欲しい一戦となる。そんななか、戦列を離れている主力級の3選手が実戦復帰に近づいており、7日の“大一番”に出場する可能性が浮上しているという。

 今回の報道によると、フランス代表DFテオ・エルナンデス、アメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼの3名が現地時間5日に行われたチームの全体トレーニングに合流したとのこと。T・エルナンデスとプリシッチは直近のウディネーゼ戦を欠場、チュクウェゼに至っては10月中旬から戦列を離れているが、いずれも順調に回復しており、近日中の実戦復帰を果たす可能性が高いという。

 また、筋肉系の問題で直近2試合を欠場したデンマーク代表DFシモン・ケアーについても、現地時間6日月曜日に全体トレーニングへの合流を果たす可能性があるようだ。

戦列を離れている(左から)チュクウェゼ、プリシッチ、T・エルナンデス [写真]=Getty Images