フィオレンティーナイタリア代表DFクリスティアーノ・ビラーギが、タフな試合の翌日に洪水の被災地でボランティア活動に参加した。イタリア『Corriere Fiorentino』が伝えている。

ビラーギは5日に行われたセリエA第11節のユベントス戦に先発フル出場。チームは0-1で惜敗したものの、カピターノとして攻守両面でチームを鼓舞し続けた。

31歳という年齢もあり、そのタフな一戦の翌日はリカバリーを行った後にしっかりと休息を取りたいところだが、ビラーギは思わぬ場所でその姿が確認された。

イタリアでは先月末から今月初めにかけて発達した低気圧の影響で大雨が降り、北部や中部で深刻な洪水の被害が出ていた。そういったなか、ビラーギは被災地のカンピ・ビゼンツィオを訪問し、洪水の被害を受けた住民を助けるためにユニフォームから長靴、手袋といった作業着に姿を変え、道路沿いに残った泥をかき集めるボランティア活動に参加した。

今回のボランティア活動への参加は事前に明らかにされておらず、ビラーギは通常のボランティアの一員としての参加となったが、さすがに地元のスーパースターということもあり、すぐさま周囲に認知される結果となった模様だ。

そして、クラブだけでなくクラブが属する地域やそこに住む人々に対する愛情と献身を示したグランデ・カピターノの今回の振る舞いに対しては、イタリア国内で称賛の声が多く挙がっている。



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