日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、テレネット株式会社と共同で「住んでいる地域の防災対策」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。

■住んでいる地域はどのような防災対策をしている?

災害はいつ起きるか予測できないもの。
いざという時に備えて、住んでいる地域の防災対策は頭の片隅に入れておくと安心です。

そこで今回は、テレネット株式会社と共同で、全国の男女1254名を対象に「住んでいる地域の防災対策」についてアンケートを実施しました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチとテレネット株式会社による調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事https://trend-research.jp/20338/)へのリンク設置
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「住んでいる地域の防災対策に関するアンケート」調査概要
調査期間:2023年10月23日 ~2023年10月25日
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
調査対象:全国の男女
有効回答数:1254サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:自分の住んでいる地域がどのような防災対策をしているか知っていますか?
質問2:自分の住んでいる地域はどのような防災対策をしていますか?
質問3:自分の住んでいる地域のハザードマップを把握していますか?
質問4:把握している理由、もしくは把握していない理由を教えてください。
質問5:その地域のハザードマップを確認したタイミングとして当てはまるものを選んでください。
質問6:そのタイミングでハザードマップを確認した理由を教えてください。
質問7:今後、地域の防災対策やハザードマップを確認しておこうと思いますか?
質問8:その理由を教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■76.1%が、自分の住んでいる地域がどのような防災対策をしているか「知らない」

まずは、自分の住んでいる地域がどのような防災対策をしているか知っているか聞いてみました。

「あまり知らない」「まったく知らない」を合わせると、合計で76.1%という結果になりました。
「知っている」と回答した方に、自分の住んでいる地域はどのような防災対策をしているか聞いてみたので一部を紹介します。

自分の住んでいる地域はどのような防災対策をしている?

  • 防災訓練をきちんと行っている。(40代・男性)

  • 防災ラジオによる緊急情報の伝達。自治会による緊急時の連絡網(60代・男性)

  • 避難所が近くにある。訓練もある(40代・女性)

  • 全世帯にハザードマップを配布している(30代・男性)

  • まわりで避難する場所や連絡先などを決めている(40代・女性)

  • 地域のハザードマップ配布や防災無線の活用など。(60代・男性)

  • 災害Mapと避難場所の確認。地域の連絡網の徹底。消火栓の取り扱い。(50代・男性)

防災訓練や防災ラジオ、避難場所の確認や連絡網の徹底などが多く挙げられていました。

■52.4%が、自分の住んでいる地域のハザードマップを「把握している」

続いて、自分の住んでいる地域のハザードマップを把握しているか聞いてみました。

52.4%の方が自分の住んでいる地域のハザードマップを「把握している」と回答しています。
把握している理由、もしくは把握していない理由をそれぞれ聞いてみたので一部を紹介します。

自分の住んでいる地域のハザードマップを「把握している」その理由は?

  • 毎月届く市のガイドブックに掲載されている(30代・女性)

  • もしもの時に慌てないように(60代・女性)

  • 広報誌に特集を組んでいることが定期的にあるから。(50代・男性)

  • 地震の時に近くまで津波が来て怖い思いをしたので、避難をするかしないかの基準として把握している。(50代・女性)

「もしもの時のために」と自主的にハザードマップを確認している方や、広報誌などでチェックしている方などさまざまでした。
過去の被災経験から、しっかりハザードマップを確認するようにしている方も少なくないようです。

一方で、ハザードマップを「把握していない」と回答した方の理由も見てみましょう。

自分の住んでいる地域のハザードマップを「把握していない」その理由は?

  • 自分事としての危機感があまりないので(50代・女性)

  • 住まいは大型マンションだし、水害の危険性も低そうなのであまり心配していない(60代・男性)

  • ハザードマップは見ているが、細かい条件が解らない(60代・男性)

「大丈夫だと思っているから」「面倒だから」といった理由が主に挙げられていました。

また、自分の住んでいる地域のハザードマップを「把握している」と回答した方に、その地域のハザードマップを確認したタイミングを教えてもらいました。

9.7%の方が「その地域に引っ越す前」、24.4%の方が「住み始めてからすぐ」と回答しています。
残りの65.9%の方が「住み始めてしばらく経ってから」ハザードマップを確認したようです。

そのタイミングでハザードマップを確認した理由を、それぞれ聞いてみたので一部を紹介します。

「その地域に引っ越す前」その理由は?

  • 主に津波や土砂の災害が少ない地域が良かったから。(30代・女性)

  • マンションを購入するに当たり現地の確認をマップで確認しました。(60代・男性)

「住み始めてからすぐ」その理由は?

  • テレビで確認の必要性をやっていたので。(40代・女性)

  • 早めに知っておいた方がいいと思った(20代・女性)

  • ハザードマップを渡されたから(60代・女性)

「住み始めてしばらく経ってから」その理由は?

  • 市役所が更新したから(60代・男性)

  • ハザードマップが完成する前から住みはじめてるから(50代・女性)

  • 市から資料が送付されてきた。(60代・男性)

  • 婦人会の集まりで学ぶ機会があったから。(40代・女性)

  • 東日本大震災などを経験し、必要性を感じたから。(60代・男性)

■74.7%が今後、地域の防災対策やハザードマップを確認しておこうと「思う」

また、地域のハザードマップを「把握していない」と回答した方に、今後、地域の防災対策やハザードマップを確認しておこうと思うか聞いてみました。

74.7%の方が、地域の防災対策やハザードマップを確認しておこうと「思う」と回答しています。
それぞれ、その理由を聞いてみました。

今後、地域の防災対策やハザードマップを確認しておこうと「思う」その理由は?

  • 居住地域がどんな災害に弱いのかを知っておきたい(60代・男性)

  • 全国各地で天候による災害、地震などが頻発しているので明日は我が身と真剣に対処していかなければならないから。(60代・女性)

  • 最悪に備えて、時間経過で意識が薄くなりがちなので(40代・男性)

  • いつ災害があるか分からないので予め知っておくべきだと思ったから(30代・女性)

  • やはり万が一の時に備える必要がある(60代・男性)

「いざという時に備えて」「意識が薄くならないうちに」といった声が多く挙がっていました。
一方で「思わない」と回答した方の理由を見て見ましょう。

今後、地域の防災対策やハザードマップを確認しておこうと「思わない」その理由は?

  • 必要なさそう(30代・女性)

  • 利用する機会がないから(30代・男性)

  • 避難場所は分かっているし、災害の頻度からして別にいいかなという気持ちがあるから(20代・男性)

  • 実際に起これば、その時に考え行動する(60代・男性)

  • 平和ボケ的な感じで他人事になってしまっているためです。(50代・男性)

「自分は大丈夫だと思っている」「実際に災害が起こった時に考える」といった意見が見られました。

■まとめ

今回は、住んでいる地域の防災対策についての調査を行い、その結果について紹介しました。
76.1%の方が、自分の住んでいる地域がどのような防災対策をしているか「知らない」と回答しており、ハザードマップを確認しているのも52.4%とおよそ半数でした。

地域の防災対策やハザードマップは、いざという時に慌てず行動するためにも把握しておくと安心です。
時間のある時に、無理のない範囲で調べてみてはいかがでしょうか。

本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/20338/

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本社:長野県飯田市駄科1956-5
代表取締役社長:青山 貴子
Tel:0265-26-1855
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事業内容:緊急地震速報システム・防災コンサルティング/緊急災害情報配信サービス/緊急災害用無線機ハザードトーク/漂流捜索機/安否確認システム

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本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
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