インテリア内装材・壁紙ブランド「WhO(フー)」を運営する野原グループ株式会社 インテリアスタイルユニット(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:野原弘輔)は、北海道上士幌町(以下、上士幌町)と共に関係人口の拡大とクリエイティブなまちづくりを目的に、上士幌町の滞在を通じて町の魅力を発見、壁紙のデザインを制作する4泊5日のイベント「まちを知る、つくる、つなぐ “かみしほろ デザインワークショップ”」を実施しました。同イベントにてグランプリを受賞したジョ・リュウをはじめ、参加者によるデザイン計8点を壁紙としてラインナップ。11月2日(木)に販売を開始いたしました。

https://whohw.jp/series/collaboration/kamishihoro/

広大な景色と豊かな自然に囲まれた町でありながら、自動運転バスやバイオエネルギーの活用など先進的なイメージを表現したり、日本で初めて熱気球の大会を開催した町として、熱気球をモチーフに描いたり、文化的な側面や人にフォーカスしたり。4泊5日という短い滞在期間でありながら、町のさまざまな要素を吸収、作品へと昇華いただきました。多様な表現方法により誕生した個性豊かな8点は壁紙として販売するほか、2024年3月を目途に上士幌町での展示も予定しています。

KAMISHIHORO NEW LINEUP

  • グランプリ作品

  • TITLE : WINDS AND FIELD / No. CBKD001

  • CREATOR :ジョ リュウ / テキスタイルデザイナー

  • 黄色は風、白は光、緑は草(トウモロコシ)を表し、それぞれを抽象的な形として再構築した

  • TITLE : SKY DRAWING / No. CBKD002

  • CREATOR : 飯田 智広|宮下 可奈子(designtoka) / 建築家|グラフィックデザイナー

  • 気球をはじめ、住民の視点である下から見上げる景色に着目し、空を図面化。建築で馴染みのある図面のように、無数の線で構成された”空”が表現された

  • TITLE : balloon and / No. CBKD003

  • CREATOR : 北出 ありあ / 学生

  • 広大な自然と熱気球をドローイング。手書きのモチーフにグラフィックでの編集を行い、町を象徴する「アナログとデジタルの融合」を意識した制作手法を取り入れた

  • TITLE : River / No. CBKD004

  • CREATOR : Tomotsugu Nakamura / アーティスト

  • 上士幌町」に由来するアイヌ語の「シュー・オル・ペツ」(鍋を 漬ける川)から川をテーマに、太陽の光や町の先進的な取り組みを表現

  • TITLE : くらし・いとなみ / No. CBKD005

  • CREATOR : 長濱 愛望 / グラフィックデザイナー

  • 家、畑、自然といった要素だけでなく、町で暮らす人にインスピレーション。また”くらし”と”いとなみ”が密接に関係している様子を構成要素に模様としてデザインした

  • TITLE : link / No. CBKD006

  • CREATOR : 野澤 健(Kouten Design Studio)

  • 自然、歴史文化、地域社会、産業が循環し未来へ続いてゆく様子を、町の特産や熱気球をモチーフにデザインし、壁紙のリピート柄で縁起が良いとされる伝統的な“ダマスク柄”として昇華した

  • TITLE : landscape / No. CBKD007

  • CREATOR : 野原 ひまり / 学生

  • 町の滞在を通して感じた空気や光など五感で捉えた印象を、色彩と偶発的に広がるにじみの表現で描き出した

「かみしほろ デザインワークショップ」について

関係人口の拡大とクリエイティブなまちづくりを目的に開催した「まちを知る、つくる、つなぐ “かみしほろ デザインワークショップ”」。2023年7月28日8月1日の4泊5日間を北海道上士幌町「にっぽうの家」にてクリエイターが共同で暮らす形で滞在。他のクリエイターの制作過程やデザインプロセスが参考になったという意見や、違うジャンルのクリエイターとの交流に刺激を受けたという意見もありました。滞在中は、ひがし大雪自然館の館員さんの案内による糠平エリア散策や日本一広い公共牧場「ナイタイ高原牧場」や農家の訪問、気球体験などさまざまなアクティビティを実施。また、自動運転バスの試乗や電動モビリティの貸与など、デジタル推進分野の特色も体験いただきました。

開催後のアンケートでは、ワークショップを通じて参加者全員が「今後も地域との取り組みを続けたい、またはこれを機に始めたい」と回答。今回の取り組みをきっかけに、上士幌町を広めたり、違う形でも町に訪れていただき、地域活性に繋がることを願っています。

― ワークショップの詳細をまとめたレポートはこちら

https://whohw.jp/news/report_kamishihoro_dws_2023/

上士幌町 イベント担当者のコメント】

4泊5日という限られた時間の中で、9名の参加者が体感して、発見して、表現した「上士幌らしさ」には、ひとつ

として同じものはありませんでした。「町を象徴するデザイン」というテーマにおいて、クリエイター各々の視点

による表現は無数にあること、また、町に住んでいる我々にとっては日常にある風景や食、文化が、貴重な町の資

源であり、デザインソースになり得るということを再認識いたしました。このワークショップで生まれたデザイン

を、今後のまちづくりに活かしたいと考えています。

上士幌町について

自治体名:北海道上士幌町

町役場所在地:〒080-1492 北海道河東郡上士幌町上士幌東3線238番

HP:https://www.kamishihoro.jp/

北海道十勝管内の北部に位置し、人口5,000人に対して行政面積は約700平方キロメートルを抱え、総面積の約76%を森林が占める緑豊かな町です。基幹産業は畑作、酪農、林業などで特に乳牛の飼育頭数は全国トップクラス。一方、観光に目を向ければ、ぬかびら源泉郷や公共牧場として日本一広いナイタイ高原牧場北海道遺産にも選定された旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群などが有名です。また、日本で初めて熱気球の大会が開かれた「熱気球のまち」としても知られ、毎年全国から多くのファンが訪れています。

WhOについて

「WhO(フー)」は、より美しく、より愛され、より良い空間を目指し、新しい表現を模索する人のために2015年に立ち上げた壁紙ブランドです。2016年にはグッドデザイン賞を受賞。空間デザイナー目線で制作されたパターンや、多様なフィールドで活躍するクリエイターによるデザイン、プロダクトやサービスなど国内外問わずさまざまなブランド・企業とのコラボレーションから生まれたデザインなど、現在では2,500点を超える個性的で表情豊かなラインナップが揃います。

今後一層拡大するであろう日本のリフォームリノベーション市場や、装飾ビジュアル化が進む宿泊施設、店舗・不動産物件などにおいて、より特徴的で美しく空間を彩るデザイン性の高い壁紙に対するニーズに応えます。

国内での完全受注生産によりデザインのカスタマイズにも柔軟に対応。作り手のこだわりに寄り添いながら、在庫を持たず素材のロスを抑え、環境配慮にも繋げています。さらにデジタルカタログの採用により、紙カタログの使用と仮定した場合と比べてCO2排出量の削減にも貢献*¹。室内空間におけるVOCなどの化学物質の排出に関して一定の基準をクリアした「GREENGUARD Gold認証*²」を取得したインクを使用するなど、サステナブルなビジネスモデルを展開しています。

https://whohw.jp/

*¹ 米国のUL Solutions社によって評価された、健康への影響や環境性能を示す認証

https://japan.ul.com/resources/greenguardcertificationprogram/

*² 参照:https://whohw.jp/about/

野原グループについて

野原グループ株式会社を中心とする野原グループ各社は、「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のミッションのもと、変わる建設業界のフロントランナーとしてステークホルダーの皆さまとともに、サプライチェーンの変革と統合を推し進めます。

社会を支える建設産業の一員である私どもが、業界から排出される廃材量やCO2の削減、生産性向上による働き方改革を実現し、サステナブルに成長していく未来の実現を目指します。

https://nohara-inc.co.jp

配信元企業:野原グループ株式会社

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