バイエルンGKマヌエル・ノイアーが、今月のインターナショナルマッチウィークドイツ代表に招集されないことを認めた。ドイツ『キッカー』が伝えている。

ノイアーは昨年のカタールワールドカップ(W杯)後の休暇中のスキー事故で右脚を骨折。以降は11カ月に及ぶリハビリを経験し、先月28日に行われたブンデスリーガ第9節ダルムシュタット戦で戦列復帰。以降、公式戦3試合連続でプレーし、状態を上げてきている。

そういったなか、今回のインターナショナルマッチウィークトルコ代表、オーストリア代表との国際親善試合を控えるドイツ代表への復帰が注目されていた。

だが、8日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のガラタサライ戦に向けた公式会見に出席したノイアーは、ユリアン・ナーゲルスマン監督との話し合いの結果、今回の代表招集を見送り、バイエルンでコンディション調整に励むことを明かした。

ユリアン・ナーゲルスマンとは連絡を取り合っていて、ドルトムントの試合後にも話をしたんだ。僕らは今回代表チームには行かず、代わりにここで時間を使うことに同意した」

一方、新体制でMFイルカイ・ギュンドアンにキャプテンマークが引き継がれたことで、このままマンシャフトからのフェードアウトも見込まれる37歳のベテランGKだが、依然として代表でのプレーを希望している。

「僕らはすべてについてオープンに話した。来年は代表チームに戻れるよう全力を尽くすよ。僕は野心家で、どのチームでプレーしていても常にピッチに立ちたいと思っているんだ」

なお、自国開催のユーロ2024に向けて今月のインターナショナルマッチウィークを終えると、残すテストの場は来年3月の1度となるため、ノイアーとしてはバイエルンでアピールしつつ、残す1度のテストの場で守護神返り咲きを目指すことになる。